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映画「ジョーカー」のhappy faceが
頭の中をぐるぐる回る
チクタクチクタク…
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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「カタルシス」って言葉はもともと
「浄化」や「排泄」を意味している
哲学者のアリストテレスは
「悲劇」が観客の心に
恐怖と憐れみを呼び起こし
精神に浄化を行う作用がある事を
「カタルシス」と言い
自らの著書にしたため世に広がった
心理学で用いられる「カタルシス効果」は
不安や不満、イライラなどの
ネガティブな感情を言葉に出したり
泣いたりすることで苦痛が和らぎ
安心感を得られる現象をさす
また文学や演劇を通じて
感情移入することで抑圧された感情が
解放され、快感がもたらされることを
カタルシスと言う
ワタクシの敬愛する乃木坂太郎の
「夏目アラタの結婚」も
一種のカタルシスではないかと
思いながら読了した
連続殺人鬼の女と
児相の公務員の獄中結婚…
果たして殺された人達の
体の一部、行方不明の首は見つかるか
真相はいかに…
ロックな題材と叙情的な余韻
面白かったですねえ
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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丁と張らんせ もし半出たら
わしを売らんせ吉原へ
弁天小僧菊之助なんかが
言ってそうな感じねww
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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惚れた証拠は お前の癖が
いつか私の癖になる
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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幸田露伴の娘の文(ふみ)も作家だし
文(ふみ)の娘、青木玉(たま)も、
その玉(たま)の娘の青木奈緒も作家だ
太宰治の娘2人(腹違い)の
津島佑子と太田治子も作家だ
(津島佑子は名だたる賞を総なめにしている)
斎藤茂吉の息子は作家の北杜夫だし
吉本隆明の娘は作家の吉本ばななだし
江國滋の娘は江國香織だし
森鴎外の娘の森茉莉(まり)も作家で
森茉莉(まり)の息子、
山田ジャク(漢字が出てこん…)も
作家(フランス文学)
注:)山田(ジャク)は東大総長の
蓮實重彦(漢字違うけど…しげひこ)の師だ
文学は実力の世界だが
それでもなお文学の遺伝子の凄さには
ただただ畏怖する
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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室生犀星の詩が好き
悪文と批評されるけど
川端康成が「言語表現の妖魔」なんて
言っただけの魅力がある
夏の日に 匹婦の腹に 生まれけり
ふるさとは 遠きにありて 思うもの
そして悲しくうたうもの
私生児として誕生して
寺の住職に引き取られるものの
養母に虐待されるわ、働いても
給料の大半を養母に奪われるわ
艱難辛苦を極めた人だ
(金に困る度に養父の実家に帰省したけど)
明治期の数々の文豪達と
深い親交があっただけに
芥川龍之介や萩原朔太郎や
北原白秋や堀辰雄が
自殺したり次々と亡くなることに
ショックを受けて
筆が一時期鈍ってしまう
詩人として認められるものの
ジリ貧から売れる小説を書き始め
小説家としても確立した人なのだが
室生犀星は意外にも女性に一途で
妻が若くして半身不随になるも
亡くなるまで献身的に寄り添った
そして晩年間際に「老いたるえびのうた」
という詩を残した
幼い頃に読み、老いることへの
感覚的な恐怖と
「出来なくなってゆく現実」が
ずしりと重くのし掛かった詩だった
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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人は十人十色
愛し方も人それぞれ
台風のような狂おしい愛もあれば
蝋燭の芯に火がつくような愛もある
時間のかかる愛もあれば
一瞬の愛も
ただどんな人も共通して言えるのは
「愛されたい感情」だろうか
人と関わるのが辛く面倒で
苦行のような思いでも
時に寂しく、満たされない
生まれ落ちた瞬間から
生物は愛を求める
その姿が可愛くて愛おしい
木曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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余計なことを詳らかにせず
当たり障りのない出勤日とお礼と
愛想よく振る舞うだけがいい
そりゃそうだ
普通なら当然の話だ
まして仕事先…
勤め先で私情や思想を語るなんて
満員電車の中で
殺虫剤を散布するようなものだ
クレイジーすぎる
出る杭は打たれる世の中だし
河原に流れる尖った小石も
いづれ丸く削れてゆくのが常
事なかれ主義こそが長寿の秘訣
賢い諸般の人なら
誰もが持ち合わせる常識である
ただ人というのは
生まれ持ったカードを使わずには
いられない本質がある
その一滴、遺伝子上に眠る
ほんの少しのスパイスが
「無難」で「無個性」な「集団社会」の
足並みを揃わせる事を拒否する
かくして天才は天才であるがゆえに
「しないではいられない」
熱情を抱え、発露せずにいられない
何千年も積み重なる足元の人類史が
それを示している
あるいは天才ではなく愚鈍だとしても
恐ろしい事に
人は才能の種を等しく持っている為
発芽するかどうかというだけだ
山下清しかり
デレク・アマートしかり
クリストファー・ヘヴンズしかり
シリアルキラーもある意味
「才能」とカウント出来るだろう
そう考えると人口比の大半が
何かしらの才能を抱えて
普通のふりをしながら悩みあぐね
常識に疲弊している事になる
人は時に滑稽で
曖昧模糊とした互いの異なる常識を目安に
普通という擬態を死ぬまで続ける
集団社会というのは
しがらみや同調圧力、風習、迷信
そうした窮屈で厄介な法則性が
都度生じるものだ
それらを眺めやる度に
憧れも羨みも残念にも感じ
事なかれ主義のフリをしながらも
集団の輪から外れる自身を
嘆かわしく思いながら
クレイジーを散布する事に
頷けるのだ
火曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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早晩なく鈴虫は
名のままの鈴が転がるような鳴き声で
可憐に清らかに感じる
今では聞こえなくなった
寺の鐘の音も、盆踊りの歌も
キーホルダーの鈴も
子ども達の走り回る嬌声も
街中に流れていた流行歌も
随分と萎んで静かになったと思う
夜風が入る中でめくる本のページは
橙の薄暗い灯りの下
時折りパラパラと浮いて
夏が終わり、徐々に長くなる暗闇の
もの詫びしさを浮き彫りにさせ
1人を意識する
火曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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身近に一途な人がある
女として生まれて
女のアイデンティティを
完膚なきまで打ち壊されてなお
尊厳どころか全てを投げ打つ姿は
盲目な信者に近い
身だしなみどころか
自身の服装、化粧すら無頓着に見えて
その実「金がかかる」と避けている
布地一つ柄一つとして
お洒落が好きでこだわるクセに
若い頃から化粧を得意としたのに
女として生きることを
無用なものとして
「人」として生きる事を望む
誰にどう見られようが
どう思われようが
墓に入ればどうでもいいと
墓に入る前から無頓着を貫く様は
さながら現代における修行僧だ
多種多様な生き方があるので
一見異質に映るが
本人がそれでいいなら
それがその人たる人生なのだろう
クローズドした空間
完結した世界観
確かに安寧と安心感は
あるのかもしれない
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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