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高樹(35)
T164 B80(B) W56 H84
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頭の端にあって ふと思い出す 何気ない時に気を取られる もう負けだと気づく ちょっとした約束に一喜一憂して 清潔感さえあれば どうでも良かった容姿が どれだけ鏡に写しても気に入らない 暇になれば考える 喜ぶ顔はどうしたら見れるか 楽しいのはどんな時か ああそうだ、完敗だ いつだって君が正しいんだ 君が世界の全てで 君のいない世界なんて考えたくない 一日の始まりは胸が熱くて 頭から離れない君を 認めて好きだと騒ぎたくなる 最高に青空が気持ちよくて 曇り空は2人だけ閉じ込められたようで 雨を見上げて君が泣いてる気がする ああそうだ、全敗さ いつだって君の事ばかりなんだ 君が自分の全てで 君だけが幸せの塊なんだ どれだけ愛を叫んでも違う どれだけ恋しても違和感ばかり 全部がピッタリこない 君は君で、君だから わからないことが嫌すぎて 自分の気持ちを客観的に見たくて 必死に君を否定してみるんだ あんなの最低さ 大したことない人だよ 気にするだけ無駄なのさ 周りにいる人と何が違うか 思いつく限り悪口をあげつらう 忘れるんだって自分に 何回も何回も言って 馬鹿みたいに、そうやって君の事ばかり 君で満ちていく ああそうだ、負けだよ すっかり参ってる その温かい腕に包んで欲しい 否定したかった最高の顔を見せて欲しい 君が呟く「好き」を聞いただけで 陸上に落ちた魚さ 呼吸の仕方も何も忘れて 口が顔から落ちて無くなっちゃう 足の感覚も軽いんだ 心臓が大きな太鼓みたいに 内側から突き破るんじゃないかってくらい ビリビリ鳴るんだ 月曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? 投稿日時
暇つぶしにひとりボードゲームにハマる 初心者を選択して 勝つことに安堵と密かな満足を得る さてと初心者以外を選択して ボコボコにされて 唇が突き出る 自分は大人だと 余裕ある素振りをするも 初心者の選択の時とうって変わって 独り言が消えて待ち時間が増える 数回負けたあたりで 瀬戸内寂聴のネットミーム 「人とは愚かなものです 特にお前」が 脳内再生されて勝手にイライラする 自分のイライラから哲学が始まり 大局観、深層心理 エキセントリックな考え方を思い出す (でもまだ頭の端で勝てないか思考してる) 唐突に理解したフリをして なるほど!こんな手があるのかと 呟いてはしゃぎ回る (内心は負けてばかりで嫌気がさしている) 我慢の限界がきて 「おもんな!」と叫ぶ そんな人生の敗北者じゃけぇ… 月曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? 投稿日時
0と1で語る世界を 指示して動かせるプログラミング言語 ソースファイル ↓コンパイラ(変換) オブジェクトファイル…アセンブラ ↓リンカ(変換・統合) 実行ファイル 「Hello World」から始まり HTML・CSSで「え?」と呟き 「…あぁ」と独り言が増える PHPを繰り返しネットで調べ Rubyの存在を知り日本人すげぇとなる Visual Basicのどこが初心者向けだと 頭を抱えながら だんだんMicrosoftが嫌いになり テキスト形式を読んで放り投げる C言語にコーヒーをがぶ飲みして 遅々として進まず積み本の高さが増す pylonやSwiftに至らないまま 折り紙を折り出す なんで世の中は これを理解して使役出来るのか 挫折感MAXで卑屈になりながら テトリスを始める 何とかモチベーションを戻すも やっぱり超えられない壁にぶつかって 放り投げて風呂掃除を始める なんだよ、Rって なんですか、Javaって なんなんだよ、Juliaって 今やプログラミング言語は1,000を超えて 存在すると聞くのに… わかんねえ…分からねえよ… 0と1の世界に言語を生み出す事自体 意味分からない… 増築出来る脳みそが欲しいいいいいいい! ウキイイイイ!!! 金曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます 投稿日時
出来るということは しない事もできるって事だ それは凄い事だよ 小さい頃は何を当たり前の事を 言っているのだろうと思っていた 今はその意味を噛み締めている 金曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます 投稿日時
焼け野が原の廃墟になっても マグマが粉塵と炭だけにしても それでも生えて育つのは 花屋に売っているような 貴重で高価な花じゃない 嫌われ 抜かれ 枯らされ 踏まれ 目の敵にされる雑草だ しぶとく絡みつき 野放図に伸び 光と水を求めて地球を覆うべく ひたすらに生きる 今はその強さが欲しい ただひたすらに強くなりたい 金曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? 投稿日時
選ぶ側は執着がうすく 選ばれる側は執着が強い 平和な時には大事にせず 危機に陥ると大事にする 失われる事に美学や芸術が生まれ 永遠にある幻想に惑わされ迷子になる シャワーを浴びていると閃き 頭を抱えて悩む時は思いつかない 予期せず何もないと幸運は訪れ 準備万端、構えていると幸運は来ない そうしてひとり 木曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? 投稿日時
六畳一間で参考資料と文献と 多大なる名著、名作、尊い一軍から三軍 湧き出て腐りかけた原稿用紙と 持ち運びの楽なノートパソコン 小さいキッチンと 椅子と机 押入れに眠る毛糸玉や刺繍糸やボタン 裁縫箱とミシンとリボンとビーズとテグス 油彩、水彩、クレヨン、色鉛筆、6Bの鉛筆 デザインナイフと緑のマットとスケッチ 小さいバケツ、絵筆、革紐 窓から差し込む太陽の光と 爽やかな風 お出かけ用の服と 汚してもいい内着 小さい冷蔵庫で冷えたビール スマホから流れる音楽やラジオ お湯に浸かれるお風呂 丸まって寝る小さなベッド 秘密基地に好きなものを詰め込んで ハムスターのように背を丸め 思いつく限りお籠もりしたい 文章を想像して調べて頭の中で練り上げて 書き留めて再考して推敲して また調べて楽しんで完成させて 飽きたら創作して装飾して 描いて編んで縫って刺繍して 色を塗って煩悶して 映画を観に行って 体験をしに遊びに行って レトロゲームに熱を入れてみて そうやって少しずつ 自分と遊んであげたり 許して、愛してあげたい 木曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます 投稿日時
誰もいない部屋の物音に 深夜のトンネルに 触れずに鳴り出すスピーカーに 泳いだ先の海の中の足元に 静まりかえった公共トイレの端に 人感センサーの繰り返す点滅に きしむ床に 1人でに開くドアに 眠り込むベッドの足元に 買ってすぐ壊れた原因不明の機械に 違和感を感じる虫の知らせに 夢で見る告知に 「そこにある存在」を感じ いない事と現象に齟齬が生じる 科学的に証明されてない畏怖から 文系は選択肢を増やし 理系は神の存在を感じる 木曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます 投稿日時
愛され慣れてないから 芯から思いやってくれる あたたかい言葉に即反応出来ない 反応に困りながら、その場から あたたかい言葉を持ち帰る あばら家で1人、ゆっくり 貰えた言葉の暖かさを抱きしめて その温もりと優しさに 驚きながら涙する 表しようのない嬉しさを どう表そうと、もどかしくなり 言葉の図鑑を引っ張りだし 何回も何回もページをめくる 嬉しい、ありがとう こんなに素敵な気持ちになるんだね 出会えた事なかったんだ どう伝えたら良いか分からないけど この感覚が幸せってものなのかな 貰えた言葉で元気が出るんだ 素晴らしいね 自由に呼吸ができて、見上げた空は どこまでも広くて明るい 一生懸命に伝えようとする頃には あたたかい言葉をくれた人はもう居ない 木曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? 投稿日時
一日に 何度も何度も何度も何度も バンジージャンプを味わっている気分 飛び降りる直前の 全身の毛が逆立つ一瞬の興奮 落ちた衝撃と目の前の反転、暗転 ぶらぶらと逆さまで吊り下がるだけの 間抜けで無力な姿 そしてまたバンジージャンプ台へ並ぶ 階段を登るたびに積み上がる 恐怖心 それを繰り返す 笑いながら泣いて 丁寧に扱おうとゴミ箱に捨て 破壊しながら哀しんで 食事を前に息を止めて 玄関前で足が動かず 矛盾をゆうに超えて押し寄せる感覚 世界の色が濃く鮮明で 全てに感謝を捧げながら 飛び降りたくなる衝動 中村うさぎの本が身に沁みて 金子みすずに涙を流し スティーブン・R・コヴィーに怒り アリスウォーカーに夢を見て 伊藤計劃に安堵する シャボン玉より色変わりする心に 眠りに落ちた肉体が 「目が覚めればいいのに」 と思う感覚がどれも不一致なのだ 生きるとは本当に難しい 「正常」に動ける事に 感謝と喜び、畏敬と尊敬を捧ぐ 火曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ? トップ