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アラビアンナイト 川崎 / ソープ

8:30~翌0:00

当日予約8:00~

神奈川県川崎市川崎区堀之内町13-8

JR川崎駅/京急川崎駅 ※送迎車ご用意致しております。

入浴料 11022,000円~

利用可能カード:VISA、MASTER

044-233-4152

※お電話の際に「ビンビンで見た」とお伝えください

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アカリの写メ動画一覧

アカリ(21)

アカリ(21)

T164 B88(E) W56 H87

  • 投稿日時

    2月の予定

    ご無沙汰しております!
    2月の予定が決まりましたので
    スケジュール載せさせていただきます??
    お会いできるのを楽しみにお待ちしてます?

    ?アカリ?
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  • 投稿日時

    ご報告

    こんにちはアカリです。

    皆様方におかれましては

    いつもご愛顧いただきまして

    ありがとうございます。

    寒い日々が続いてますが

    お身体お変わりございませんでしょうか。

    お会いした方々と

    今は無きXツイートでは

    お伝えしていたのですが

    この度、出版をさせていただく運びと

    相成りました。

    どんな内容かと言いますと

    写メ日記で出させていただいた

    お話の中から

    特に推敲した幾つかを取り出し並べて

    ひとつの本として

    纏めさせていただいております。

    こういったことが実現できたのも

    ひとえに会いに来てくださった

    皆様方のお陰様でございます。

    誠にありがとうございます。

    いつもお会いするたび

    無謀なことを申して困らせてしまった日々も

    貴方のお陰様で現実にする事が出来ました。

    暖かく見守っていただけた御恩

    忘れず歩んで参ります。

    もし良かったら手に取って触れて

    頁を手繰ってお目にかけて

    いただけますと幸いです。

    見ていただいた方々に

    少しでも楽しんで貰えたら幸甚の至です。

    2月頃からは池袋三省堂さんにて

    平積みしてポスターpopなど

    宣伝広告を出していただきます。

    Amazonでは

    既に予約頁などございますので

    ぜひぜひ見てやってくださいませ。

    https://amzn.asia/d/6y1RQfe

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    ?アカリ?

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  • 投稿日時

    一音ズレた世界 【来】

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    「アカリ、聞いてる?おーい」

    タンクトップのクロ子が

    私の顔を覗き込んでいる。

    ハッと我に返って言葉を返す。

    「あ、ごめん、聞いてなかった。

    寒くて。何だっけ?」

    「いや、シロ子とアカリが

    店ン中でも厚着して脱げないのは

    家と職場の往復で

    耐性がなくなってんじゃないかって話よ」

    「確かに最近は

    ぬくぬくした現場ばっかだからね~」

    ロシア帽にコート姿のままのシロ子が

    モツ煮を口に運びながら答えている。

    「そういやクロ子って

    今何の仕事してんだっけ~?」

    「私?ドボジョよ。ドボジョ」

    「ドボジョ?何それ?

    凄くボンジョビのファンってこと?」

    「違うよ。土木女子。

    これでも現場監督なんだからな」

    「へえ~。だからそんな薄着でも平気なんだ」

    「あたぼーよ。土方舐めんなってハナシ」

    クロ子は得意になって

    変な言葉遣いそのままに

    土木業について語り始めた。

    すると段々意識が明瞭になってきた。

    なんということか。

    私はあまりの寒さに耐えきれず

    会の途中から意識を

    妄想の中に耽溺させていたのだ。

    そしてあまつさえ

    その幽界の先で友人のハラワタを

    引っこ抜いてしまった。

    「…ごめんねシロ子」

    ボソリと、懺悔の念が口から零れ落ちた。

    「え?何が?」

    「いや、ハラワタ…」

    「ハラワタ?ハラワタってこれ?」

    シロ子はモツ煮を指しながら

    ポカンとしている。

    確かにそれは牛のハラワタである。

    「欲しいの?」

    「…え?ああ、うん。ハラワタ

    私も頼めば良かったなぁって」

    「いいよ~。これ全然美味しくないからさ。

    食べきるの地獄だな~って思ってたんだ。

    はい、あげちゃう」

    シロ子がモツ煮を丼ごと

    こちらにスライドさせて寄こした。

    謝らなきゃよかった。

    大体モツ煮に失礼だ。

    私は目の前の黒いモツ煮に敬意を払い

    命をいただきます。

    と心の中で唱えて頬張った。

    地獄のような味がした。

    黒目が白目になりそうだった。

    黒より黒い白が、やはりこの世にはある。

    そう思ってクシャミが出た。

    くしゃみの途中で諦めたみたいな

    クシャミだった。

    現実が一瞬ズレた気がした。

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  • 投稿日時

    一音ズレた世界 【如】

    ?

    さてここまでの話を総括して

    シロ子を解析してみると、結論は一つ。

    つまりシロ子もまた

    知らぬ間に次元の

    狭間かなんかに巻き込まれて

    私と同じく江戸中期に

    タイムトラベルしてきたということである。

    その証拠にシロ子は未だ

    ロシア帽もコートも纏ったままだ。

    「シロ子は?シロ子は寒いよね?」

    「え?別にそんなでもないよ~」

    「でも上衣脱がないじゃん」

    「これはこういうコーデだから~。

    下はただのシャツだし」

    なんだかムカついてきた。

    この期に及んでこのアマは何を

    頓珍漢なことを言っているのか。

    それとも何か脱げない事情でもあるのか。

    …その時、後頭部を角材で

    ぶっ叩かれたような衝撃が脳髄に走った。

    何ということか。

    シロ子は私と共にタイムトラベルしてきた。

    そこまでは間違いないだろう。

    しかしシロ子は巻き込まれたのではない。

    シロ子が私を次元の狭間に巻き込んだのだ。

    つまりシロ子はいわゆる

    時空海賊団的な一味の一人であり

    私を江戸中期の時間軸に誘致。

    そして自らは素知らぬ顔で私の傍にいて

    監視官として私を管理しているのだ。

    新年早々

    とんでもないことに巻き込まれてしまった。

    一体目的は何であろうか?

    私を江戸へ置き去りにして泣き喚き苦しむ

    人体実験データでも取りたいのか?

    それとも元の時代に帰りたいのなら

    言うことを聞けなどと

    機を見て脅迫を試みるつもりなのか?

    どっちにしたって御免被る。

    こうなったら

    こっちから打って出るしかない。

    幸いにしてシロ子の目論見は

    実を結ぶ手前で私の千里眼の前に暴かれた。

    そしてこの女が上着を脱がない理由…

    コートの下に何か時空転移装置的な物を

    隠しているに違いない!

    驕ったなシロ子。

    この私を侮った報いだ。

    今度は逆に私が

    お前の薄汚い面の皮ごと

    そのコートを引っぺがし

    秘密を露呈させて

    逆に海賊たちを脅迫してやる。

    私は、必ず元の時代へ帰る!

    そう心に決めた私は早速攻勢に打って出た。

    「え~どんなシャツなの?気になるなぁ。

    私はほら、パーカーの下は

    ダサダサなTシャツだよ。

    もう丸首んとこダルダルだよ。

    部家着のまんまで来ちゃった。

    テヘペロッ☆」

    私は肩を竦めて寒さを受け止めながら

    ジャケットとパーカーを脱ぎ

    ボロボロのTシャツ一枚になった。

    タンクトップのクロ子よりは

    マシかもしれないが

    江戸中期の町娘と現代っ子を

    耐寒性で競わせても詮無いこと。

    そして私のTシャツにはSystem of a Down

    というバンド名がプリントされていた。

    確かに私のシステムはダウン寸前であった。

    「え~ほんとに肌着じゃん。ヤバッ。

    でもなんか私だけ厚着してて

    恥ずかしくなってきたな~」

    「そうですそうです。

    我が国には和を以て尊しとすという

    ありがたいお言葉がありますからね。

    何事も自我に拘泥せず付和雷同して

    他に追従してこそ大和魂というものですよ」

    「アカリ、なんか言語が

    混沌としてきてるけど大丈夫?

    寒いんじゃなかったの?」

    「んなこたごぜあせんよ。

    あっしは歯の音が合わずとも

    こうしてきちんと発音できてるでげしょ?

    これが正気の証明ですよ。

    アチキの気が違っていたら

    こうも流暢な発音は儘ならんぞなもし。

    あくまで某は公明正大でげす」

    歯の根が合わないのを

    食いしばって何とか喋っていると

    今度は言語中枢が?み合わなくなり

    私の言語は支離滅裂を極めた。

    「見て見て~。このシャツJil Sanderなの。

    やっぱハイブランドはワンポイントでも

    ハイソな感じがいいよね~」

    いつの間にかシロ子は

    白T一枚になって飄然としている。

    馬鹿な。時空間転移装置は?

    私は何を見落としたというのか?

    …ホッカイロだ。

    ヤツは体中にホッカイロを

    貼り付けているに違いない。

    きっとクロ子も店員たちもみんなそうだ。

    よってたかって

    私を謀りにかかっているのだ。

    思えば今日ヤケに寒いと思ったら

    ホッカイロを貼ってこなかった。

    私はホッカイロなしでは

    冬の外場が卒塔婆になってしまう

    体質なのだ。やられた。

    Tシャツ一枚になった私の意識は

    もはや朦朧としている。

    「…そのじるさんだーも脱いで…」

    口が勝手に動いていた。

    「え?」

    「その中に隠してるのはご明察の通り

    白日の下の晒上げなのである」

    「おいアカリ

    ちょっと何言ってるかわからないぞ」

    クロ子が余計な横やりを入れてきた。

    「だまらっしゃい。こっちはもう少しで

    このアマを剥けるとこなりけり」

    私はカタカタと震える首を傾けながら

    クロ子を睨みつけた。

    すると流石のクロ子も気味が悪かったのか

    見てはいけないようなものを見てしまった

    というような蒼ざめた顔をして固まった。

    すると突然

    シロ子が両手を優しく私の肩に置いてきた。

    そして言った。

    「パニック障害じゃないの?

    病院行かなくて大丈夫?」

    瞬間、意識が反転した。

    私はシロ子に掴みかかり

    じるさんだーをビリビリに破り捨て

    それだけでは飽き足らず

    腹に手刀を突き込んで中身を抉り出した。

    シロ子のハラワタは真っ黒であった。

    ほーらね。

    黒よりも黒い白があるってこと。

    私の意識はそこで途切れた。


    ?アカリ?
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  • 投稿日時

    一音ズレた世界 【陀】

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    と、思っていたところに

    やっとクロ子が来た。

    「いや~あけましておめでとう!

    個人的には何もめでたくないけど!」

    クロ子が周りに気を遣わない大声で

    大手を振って入ってきた。

    カウンター席のお客が何人か振り返った。

    目深なニット帽に

    厚手のミリタリージャケット

    ブカブカのカーゴパンツに

    ゴツゴツしたタクティカルブーツを履き

    全身これ黒一色に統一した

    クロ子の出で立ちは

    フランス外人部隊の不良が

    脱走してきたみたいな感じで

    ただでさえ目立っていた。

    しかしクロ子は一切これを意に介さず

    ズンズン店内を進み

    足だけで器用にブーツをスッポリ脱いで

    大股で私たちの奥座敷に足を乗り上げた。

    遅刻の慚愧を微塵も感じさせないところが

    今年も相変わらずクロ子である。

    「年始くらいめでたがってもいいでしょうよ」

    「いや、テレビ番組が

    正月特番に乗っ取られて地獄だよ」

    「クロ子ちゃんは

    昔っからテレビっ子だもんね~」

    シロ子がいつの間にか

    おっとりモードに戻っている。

    「正月特番、楽しいじゃん」

    「なんか無理やりテンション上げて

    笑ってる人みるとやるせなくなるんだよね」

    「みんな楽しんで

    自然に笑ってるのかもしれないじゃん」

    「一月一日に毎回ピンポイントで

    愉快なことが起こる人生なんてないでしょ」

    「でも日本人は何にでも付和雷同だからね~」

    「そうそう、嘘でも周りが楽しくしてたら

    テンション上がるじゃん」

    「周囲の熱狂に呑まれるのは

    酒に?まれるのと変わんないよ。

    そんで呑まれてないと共感性が欠如してる!

    なんて全体主義を

    発揮してくるんだから世も末だよ」

    「クロ子は変なとこで頭固いなぁ。

    日本人は働きすぎなんだから

    祝日は楽しんだ方がいいんじゃないの?」

    「特に祝う気持ちがないのに

    祝日ってなんだかねぇ」

    「祝日がないと特別な日なんて

    そうそう訪れないじゃん」

    「日常の中にしか

    特別な日なんて存在しないよ。

    自分だけ特別を感じてりゃいいじゃん。

    みんな特別を感じるのが下手なんだよ。

    周りがありがたがってないと

    それを特別視できないなんてさ。

    ただのルサンチマンじゃん」

    「なんだかクロ子ちゃんは哲学的だね~」

    「いい加減目覚めなさい日本人!」

    クロ子は某ドラマの天海祐希のモノマネを

    右翼バージョンで絶叫すると

    それで気が済んだのか

    「まあとりあえず乾杯しよ!乾杯!

    何にかは知らんけど!

    てかまだ何も頼んでないじゃん!」

    お兄さん!ビール三つ!

    クロ子の大声が厨房付近の店員に直撃すると

    よろこんで!と負けず劣らず

    威勢の良い声が山彦のように返ってきた。

    程なくして大ジョッキが三つ運ばれてくる。

    入店してから約四十分後。

    かくして私は漸く乾杯に辿り着いた。

    「出版おめでとう!乾杯!」

    クロ子の気を利かせてくれた音頭に

    私は少し照れてしまって

    ジョッキを合わす勢いが

    角度と共に減じて衝突。

    均衡を欠いた乾杯は、みんなのジョッキから

    泡を側面伝って滴らせ

    テーブルの上に

    雪だるまのような染みを作った。

    ?

    仕事の話になるとシロ子が口汚くなるし

    正月の話になるとクロ子が

    哲学者になってしまうので

    話の焦点は自然と私の本の件へ向けられた。

    「でもさぁ、なんで私の名前クロ子なわけ?

    黒子みたいじゃん。脇役じゃんって」

    「プライバシーの保護

    というものがありますので」

    「私なんて登場すらしてないよ~」

    「正月しか会ってませんので」

    「でも音響時代のエピソードとか

    沢山あるんじゃないの?」

    「音響を題材とした

    日記というわけでもありませんので」

    「ええ~?いいじゃん。書いてよ~」

    内心ではシロ子との思い出に

    ロクなものがないという理由を

    第一義としていたが

    この場で口に出しては言わないことにした。

    結局ここで書いてしまっているので

    そのうちいつか詰められることだろう。

    多分、来年あたりに。

    「…っていうかみんな、寒くないの?」

    そうなのだ。

    実は私はこの店に入ってきてから

    ずっと身を縮めて寒さをやり過ごしている。

    クロ子が小洒落た

    と言っていたこの居酒屋は

    古民家風の木造建築なのだが

    それ故に防寒性に乏しい。

    にも関わらず防寒対策は

    少数の薪ストーブや火鉢のみ。

    いくらなんでも趣に偏って

    実用性を蔑ろにし過ぎではなかろうか。

    こんなもので

    外からの寒波が凌げるはずがない。

    引戸や障子、格子戸を抜けてくる隙間風。

    床下からの底冷え。

    外よりはましだが、決して暖かくはない。

    足腰からじわじわと寒さが上ってくる。

    抜かった。完全に失念していた。

    「コダワリ」のある「小洒落た」店には

    寒さだけを江戸中期のまま据え置きにして

    あるような罠がしばしばあるということを。

    とにかく、今の私に必要なのは

    歓談でも団欒でもなく床暖だ。

    「ん?別に?そんなに寒い?

    アカリ結構着込んでるじゃん」

    確かに私はパーカーに中綿ジャケット

    それにエスキモー帽子を被って

    見た目にはイヌイットのようであった。

    対してクロ子はあろうことか

    ジャケットを脱いで

    タンクトップになっている。

    まずこの時期にタンクトップ

    というセンスが私の理解を苦しめるが

    そこは離島生まれ離島育ち

    寒そうな奴は大体トモダチのクロ子のこと

    であるから多くは突っ込むまい。

    しかし問題はクロ子だけではない。

    見れば店員たちも全員、半袖ではないか。

    一体これは如何なる禍事か。

    まさか私一人が江戸中期に

    タイムトラベルして

    しまっているのだろうか。

    だとすればクロ子は

    江戸中期の町人ということになる…が

    確かにクロ子はそう言われれば

    納得できてしまう範疇の人種でもある。

    ならばその隣で

    のほほんとしているシロ子はどうか?

    とても昔の人には見えない。

    そもそもこの時代の日本に

    列強諸国との国交があったはずもなく

    シロ子が江戸中期の町人であれば

    こんなロシア帽を

    被っているはずがないのだ。

    というと

    クロ子のミリタリーファッションの方は

    どう説明をつけるのか!

    と私の中のソフィスト的な私が

    私を糾弾してくるかもしれない。

    ならば簡潔にお答えしよう。

    それは、きっとクロ子が

    クロ子独自の斬新かつ狂った空想でもって

    拵えたハンドメイドの着物や脚絆が

    たまたま現代においての西洋軍服を模した

    アパレルに似通ってしまった

    というだけのことである。

    その実、きっとクロ子は

    ヨーロッパの存在すら知らない

    無学な豆屋か何かの小娘であるに違いない。

    そんなことはクロ子においては

    いくらでもあり得る話なので

    実際に一々考える必要もない。

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    ?アカリ?

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  • 投稿日時

    一音ズレた世界 【弥】

    余りの寒さに私が風に向かって叫ぶと

    それに呼応するかのようにLineが鳴った。

    クロ子からだ。

    「ごめん、十五分くらい遅れるから

    先にシロ子と飲んでて!(門松の絵文字)」

    人殺しに追われている最中

    我が友は時間泥棒をしている。

    新年早々なんと物騒な世の中であろうか。

    私は寒風吹きすさぶ中

    これを世間の風当たりと思えば

    歯をくいしばって耐えるしかないと

    己を鼓舞し歩を進め

    待ち合わせの居酒屋へ十分前に到着した。

    吐き出し窓から中を見ると

    奥の方でシロ子が既に席についていて

    こっちに笑顔で手を振っていた。

    シロ子とは音響の仕事をしていた

    時期からの付き合い、所謂同期である。

    怒号飛び交う体育会系の現場の中で

    おっとり系のシロ子はどんなに怒られても

    ケロッとしていて

    切り替えの早いタイプだった。

    対して私は、怒られる度に

    とりあえず踊っておくかと

    その場で腰をフリフリして

    お茶を濁すタイプだったので

    周りからは気が違ったのではないかと

    随分と心配された。

    特にシロ子はこれを一際深刻に捉え

    「パニック障害じゃないの?

    病院行かなくて大丈夫?」

    などと気の毒そうな目を

    真っ直ぐに向けながら本気で問うてきた。

    純粋な気遣いという類の暴力が

    この世にあることを知った。

    純粋という死角からの強打に

    グラついた心をニュートラルに戻すために

    その日は現場のバラシが終わっても

    しばらく踊りを止められなかった。

    白は二百色あるとアンミカが言っていたが

    きっとその中には

    黒よりも尚黒い白があるに違いない。

    シロ子を見ていると

    ふとそんな気持ちになることがある。

    「あけましておめでと~。久しぶりだね」

    シロ子は真っ白なロシア帽

    丈の長いクリーム色の

    ダブルのファー付きコートに身を包み

    北海道生まれの肌の白さも相まって

    雪の妖精のような雰囲気を醸し出していた。

    「うん、一年ぶりだね」

    「去年の新年会ぶりだよね。元気してた~?」

    「うん。暮れの方は

    だいぶ忙しくて往生したけど」

    「そういや本出るんでしょ?

    重ねておめでと~」

    「え?なんで知ってんの?

    あいや、ありがとうなんだけど」

    「クロ子ちゃんから聞いたよ~。

    それで忙しかったんでしょ?

    出版なんて私には未知の世界だな~」

    「そうそう。

    初めてだから勝手がわかんなくてさ。

    もう出版社を行ったり来たり…」

    「ところでモチモチ花魁ってなんのこと?」

    「え?」

    「いや、予約しようとAmazonのページ

    見たらそう書いてあったから」

    「ああ、あれは編集の人が

    なんか気に入っちゃって…」

    「新年に合わせて鏡餅的な意味合いで

    ネーミングした的な?」

    「いや、そういうわけじゃないんだけど…」

    「あれかな、モチベが溢れてるのを

    反復して強調してるのかな?」

    「う~ん、話せば長いような短いような

    なんもないような…」

    これだ。これなのだ。

    シロ子は疑問に思ったことがあると

    自分の中で納得が行くまで

    真っ直ぐな眼でひたすら問い詰めてくる。

    こちらが尻尾を巻きかけても

    全く撤退を許してくれない。

    「ないよ!モチモチ花魁に意味なんか!

    あるわけがないよ!こっちが聞きたいよ!

    強いて言うなら語感だよ!」

    私は開き直って

    強い語調で本音をぶちまけた。

    シロ子は未だに

    納得いかない顔で訝しげにしている。

    しかし今だ。今しかない。

    シロ子の口撃の手が一瞬

    逡巡して緩んでいる此処が先途だ。

    「それよりシロ子の方はどうなの?音響」

    「もう長いからね。

    結構ベテラン風吹かさしてもらってるよ」

    よし、何とか話頭を相手方に向けたぞ。

    私の前頭葉で勝鬨が上がった。

    しかしシロ子は仕事の話になると

    人が変ったように意地が悪くなるのだ。

    「現場はどんな感じなの?」

    「面倒なことは殆ど下に任せて

    私は上でふんぞり返ってるだけ」

    「よくそれでストライキが起きないね」

    「まあね。だってみんな馬鹿みたいに

    私の言うこと聞いてくれるんだもん」

    「まあ私たちもそうだったしねぇ」

    「そうそう。奴隷よ奴隷。

    最近の子は我慢強いよ。使えないけど」

    「それ私たちも

    めっちゃ言われてたと思うよ?」

    「私もまさかあれほど憎んでた大人に

    自分がなるとは思わなかったよね」

    「下積みの子は大変だよねぇ」

    「まあ私もそうだったし?

    甘やかしちゃダメだよ」

    「こうしていじめられっ子が

    いじめっ子になって

    パワハラが脈々と受け継がれていくのだね」

    「しょうがないじゃん?

    現場は戦場なんだから」

    「私なんか下積みで辞めたようなもんだから

    何もお零れがないよ」

    「でもいじめっ子にならずに

    済んでよかったじゃん」

    「私はいじめなんてしないよ」

    「モチモチ花魁だもんね」

    シロ子が口元に含み笑いを浮かべた。

    私はシロ子のロシア帽を

    引っ手繰って中にビールを注いで

    戻してやろうかと思ったが

    まだお通ししかきていなかったので

    それもできなかった。あな口惜しや。


    ?アカリ?

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  • 投稿日時

    一音ズレた世界 上

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    ――その夜、私は半拍遅れて生きていた。

    ?

    あけましておめでとうございます。

    発すべきタイミングを失った挨拶は

    言葉としての行き場をなくして

    中空に彷徨う。

    なぜこんなことになってしまったのか。

    日記もなにも書かずに

    お前は一体何をしていたのか。

    私は池の橋で呑気に佇んでいた怠惰な私に

    掴みかかって問いただした。

    うるさい。私は書きたいときに書く。

    休みたい時に休む。

    そして泳ぎたい時に泳ぐ。

    怠惰な私はそういうと私の手を振りほどき

    おもむろに体を翻すと同時に

    いきなり橋から池に飛び込んだ。

    おい、何をしているんだ。

    理屈にならない理由を嘯くんじゃない。

    戻ってきて然るべき反省をしたまえ。

    私は大声で湖面に向かって

    怒鳴り散らしたが

    怠惰な私が二度と

    浮かび上がってくることはなかった。

    後日、別の私に聞いてみたところ

    なんでも怠惰な私は潜水泳術にて

    二百里の彼方に遁走し

    今はどの私も彼女が脳髄の

    どこに依拠しているのか知る私はいない。

    怠惰な私の癖に逃げる時には

    一切これを怠らない。

    なんと太々しいことだろう。

    私は彼女のような私には決してなるまいと

    改めて思った。

    しかし彼女は一体どこでそんな

    くノ一じみた術を習得していたのか。

    私は思ったよりも

    私のことを知らないものだ。

    ?

    年の初めの肌寒い夜中。

    友人クロ子から

    「小洒落た居酒屋で新年会でもしよう」

    と誘いを受け

    その「小洒落た」という響きの餌に吊られて

    ノコノコ外に出てみれば

    肌を刺す風が雀蜂のように

    あちこちに群れをなして

    我が物顔で往来を右往左往

    新年を冷かしていた。

    いっそこの風たちも蜂のように

    冬は大人しく冬眠していればいいのに

    自然というものは年がら年中

    師走の如く働いている。

    ご苦労なことである。

    しかし今は非常にタチの悪いことである。

    まあ私たちも年がら年中馬車馬のように

    無理をして働いている人の多いことだから

    そんなに人、いや自然のことは言えない。

    ともすれば私だって

    自然の一部であるのだし。

    しかしなんで私たち人間だけが

    冬眠もせずに駆動し続けられるのか。

    それは細かいことを言えば

    文明の利器のおかげとか

    なんとか言えるかもしれない。

    しかしそれはいわば人間が

    人間的に進化して獲得したものであって

    だったら熊も冬を凌げるように毛皮を強化

    炬燵も逃げ出す防寒熊に

    進化するべきだったんじゃないか?

    というとダーウィンや進化論者に

    新年から袋叩きにされそうなので

    他の論を提唱した方がよかろう。

    人間、これ即ち霊長類。

    霊というのは自然とも取れる。

    つまり最も自然に長けたる者。

    謂わば超自然。そう、我々人間は

    他の生物より一層自然に近い

    超自然体なのではないか。

    そうしてその人間の中でも更に

    自然的態度を持っている特異的な人を

    我々は

    「超然としている」と言う。超然。

    つまり自然の理をも超えたところに

    人間は到達可能なのである。

    更にその上には「天然な人」というのがある。

    天然。天にあって然るべき存在。

    これ即ち神に並ぶということで

    大戦前の我が国でいうならば

    天皇陛下がこれに相当なさったであろう。

    神の座に並んで腰かける陛下を仰ぎ奉る。

    やはり大和は日出づる国だけあるなぁ。

    めでたいなぁ。

    しかしいくらめでたかろうと

    寒いものは寒い。

    いくら超自然体な私でも彼方此方から

    群れをなして襲ってくる自然の人海戦術

    否、然海戦術には多勢に無勢。

    自然はこのように

    いつも然海で開けっ放しに襲ってくる。

    こんなに全開にされては

    ATフィールドでも防げない。

    心の壁が開きっぱなしの人を前に

    心を閉ざし続けるのは中々困難なものだ。

    金八・鬼塚が担任・副担を務めるクラスで

    ナガサワ君然とし続けることは

    とても苦しいことだろう。

    同様に私の帰路も非情に苦しい。

    もはやこのまま眠ってしまいたい。まずい。

    眠ってしまいたいということは

    身体がもはや寒さを通り越して

    温もりを感じ始めているのではないか。

    よく雪山かなんかで

    遭難して逝ってしまう寸前

    暖かさを感じるというが

    あれは身体が限界を迎え

    脳機能や循環器系が破綻する直前に起こる

    身体のメカニズムによるもので

    決して実際に周囲が

    暖かくなるわけではない。

    騙されるな我が体躯よ。

    極限の寒さの後に訪れる一時的な

    感覚異常を愉悦と捉えるなかれ。

    上司に罵倒され続けて

    何だか気持ちよくなってきた

    部下みたいな豚になり下がっては

    人間の甲斐がありませぬ。

    結局その行き着く先は

    自⚫︎か他殺なのだから。

    「この人殺しめ!」


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