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アラビアンナイト 川崎 / ソープ

8:30~翌0:00

当日予約8:00~

神奈川県川崎市川崎区堀之内町13-8

JR川崎駅/京急川崎駅 ※送迎車ご用意致しております。

入浴料 11022,000円~

利用可能カード:VISA、MASTER

044-233-4152

※お電話の際に「ビンビンで見た」とお伝えください

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アカリ

アカリ(21)

アカリ(21)

T164 B88(E) W56 H87

本日出勤 11:00〜19:30

仕事が終われば【陣】

?

(お題:飛行機と出張、信頼、私の愚行

口から出まかせ、リストラされた中年)

?

「俺の妻も、この会社の飛行機で死にました」

言うつもりのなかった言葉が

口を突いて出た。

目の前の二人がハッとした顔をして

俺を見据えた。

こんなことを言うつもりはなかった。

出張が決まった時

俺は望んで妻と同じ航空会社を選んだ。

一緒に死ぬべきだった。

死なねばならなかった。死 ねなかった。

ならば、万が一に墜落するその時があれば

せめて同じように。

つまりこれは俺のタダのエゴだ。

航空会社に責任転嫁しても

仕方がないことだ。

しかし、トニーは

あのパーカーたちの同僚だったトニーは

会社に殺された。

それを聞いてから

どうしても思わずにはいられない。

俺の妻も、この会社の

ブラックな労働環境のせいで

死んだのではないか。

杜撰な管理に殺されたのではないか。

目の前で蒼い顔をしている二人を見ながら

努めて冷静に俺は続けた。

「こんなことを言うのは

お門違いだとわかっています。

しかし、彼らの、ハイジャック犯の同僚も

あなた方の会社に殺されているんです。

俺はね、彼らの言うことが

全部間違ってるとは、思わないんですよ。

もちろん、罪を犯した人間は

罰を受けるべきです。

彼らも。あなた方の会社も。

そして平気で彼らのことを

欺いているこの俺もね。

だから俺は

これ以上彼らに

罪を背負わせるわけにはいかないんですよ」

?

機長も副操縦士も

しばらく沈思黙考していた。

嫌な沈黙がしばらく続いた。

やがて、機長が

何かを決心したように顔を上げた。

「…わかった。疑ってすまない。

その、本当にすまなかった」

副操縦士も、顔をあげて

バツの悪そうな顔をしている。

「しかし、本当に着陸しても大丈夫なのか?

ここからだと福岡空港辺りになるが…」

「大丈夫です。神は俺の舌だけは

丈夫にお創りになったのです」

「…よくわかりませんが

後のことは頼みましたよ」

副操縦士が初めて口を開いた。

それに呼応するように、機長の眉が動いた。

「緊急コード。7700」

続いて副操縦士が無線を開く。

「Mayday, Mayday…」

「OK。それじゃあ、何とかしてきますよ」

管制塔と連絡を取っている二人に

そう言って、俺は機長室を後にした。

?

機長室を出るとCAが立っていた。

心配と不安が入り混じったような顔で

何か聞きたそうにしている。

「あの…」

「大丈夫。何とかするから」

俺は再び客室へと戻った。

パーカーたちは演説を終えていた。

乗客の何人かが

まだスマホを弄って操作している。

おそらく録画した

ビデオの編集か何かだろう。

パーカーたちの訴えは

不特定多数の端末に保存された。

後は俺の仕事だ。

「どうだった?」

パーカーが振り向きざまに聞いてきた。

「わんすらんでぃんぐ」

「着陸?大丈夫なのか?」

「どんうぉーりー。かんせーとには

ぱわちゃーじだけこーるしてる」

「機長に妙な様子はなかったか?」

「いふほかのことこーるしたら

かすたまーおーるじぇのさいどかったー

いうたった」

「なるほど。

トニー、お前なかなか過激派だな」

「いえす。きゃぷてんふぇいす

ぱーふぇくとぶるー。わら」

「それで?どこに着陸するんだ?」

「ふくおか」

「何で福岡なんだ?」

「はかためんたいうまかっちゃん。

あんしんあんぜんやすらぎほけん。

らーじすてーしょんでおーるいんふぉ

すぷれっどにだ」

「OK。道具も舞台も整ったってことだな」

「がってんしょうちのすけ」

俺は歯を見せて笑った。

パーカーたちも笑った。

機体は静かに降下を始めていた。

まだ誰も、それに気が付かない。

?

俺はパーカーたちと話し続けた。

昔のこと。今のこと。

出鱈目なカタコトを、もっと出鱈目な嘘と

罪と共に重ね続けた。

俺は笑っていた。

仲間たちと共に笑っていた。

トニーとして笑っていた。

今思えば、俺が笑うのは

五年ぶりだったかもしれない。

それも笑える話だと思った。

やがて、機体が地面に触れた。

タイヤが滑走路を擦った。

一秒。二秒。客室ドアが爆ぜた。

白い閃光。耳をつんざく破裂音。

黒い装備の男たちが一斉に客室へなだれ込む。

パーカーたちは床に押し倒された。

拳銃が蹴り飛ばされる。

わずか数秒のことだった。

耳鳴りがする。目が眩む。

しかし俺は、通路に立ったまま

その光景を見ていた。

俺は足元にある硬いものを

拾い上げて叫んだ。

「おい!こっちを見ろ!拳銃を持ってるぞ!」

裏切り者に死を。

叫びながらそう願った。

次の瞬間、俺は通路に倒れた。

舞台の幕がゆっくり下りるように

目が閉じた。

銃声を二発、聞いた気がする。

?

?アカリ?

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