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アラビアンナイト 川崎 / ソープ

8:30~翌0:00

当日予約8:00~

神奈川県川崎市川崎区堀之内町13-8

JR川崎駅/京急川崎駅 ※送迎車ご用意致しております。

入浴料 11022,000円~

利用可能カード:VISA、MASTER

044-233-4152

※お電話の際に「ビンビンで見た」とお伝えください

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アカリ

アカリ(21)

アカリ(21)

T164 B88(E) W56 H87

曼殊沙華の徒花【上】

――咲いたがゆえに

誰よりも赤裸にされてしまう花がある。

全く山のヤツときたらすっかり澄まし顔で

ムードまですかしてて気に入らない。

ところどころに背伸びした杉の梢が

びゅうびゅう風に吹かれて

ああもうこんなに揺らされるなら

身長伸ばさなきゃよかった、と叫んでいる。

難儀なものよなぁ。

目立ちたがりが過ぎるからそうなるのだよ。

ついでに私の悩みもこいつ

引き受けてくれないかしら。

何たって私は今心が重い。

いや、重いというか、沈んでいる。

それも、太陽のような沈み方ではない。

そもそも太陽のヤツなんてのは

どうせ半日後には何食わぬ顔で

酔っぱらったような朝帰りの赤ら顔を

禿げ頭に射返して

煩い光で人を叩き起こす癖に

沈むときもこれ

いちいちネチネチと寂しがって酒を煽り

呑まなきゃやってられんよと

赤ら顔で星々の経営する

夜の飲み屋街に消えていくのだ。

かまってちゃんにも程がある。

なんという厚顔無恥か。恥を知れ。

私はお日様に怒った。

もっと君は、慎ましさを持った方がいいな。

いや、別に

月のようになさいとかではないよ。

月なんてあいつ

あんたの光で夜を我が物顔にしてさ

それでおいて

いや自分はそんなに照らしませんから。

人様の足元を薄ら照らす程度の

役に立たない丁稚でございますから。

でもほら

そんな奥ゆかしさが美しいでしょう。

どうぞ詩に詠んでもいいんですよ。

なんて気取っている。

全く図々しい。破廉恥だ。

月の面の皮は鉄でできているのかしら。

鉄面皮ってやつ。

一人仮面舞踏会。

私は月を軽蔑した。

次から月ではなく

鉄子とでも呼んでやろうと思った。

私の沈み方といえば、鉄というよりは鉛。

そう、恥辱と後悔を体に塗りたくって

煮えた窯でじっくりコトコト煮込んで

どんどん固まっていく鉛。

ひとたび湾に投棄されたら

もう浮上できないんじゃないかしら。

カチカチ山で兎に挑んだ私の船は

泥どころか

そんな風な鉛で出来ていたのだ。

なんだって人は他人の目が

こんなに気になるのか。

私は人目が痒くてしょうがない。

あれはそう

学び舎を飛び出ての、屋外活動ってやつ。

学年生徒が一様に

息苦しい校舎から這い出て

肺臓の中身を

山の空気と入れ替えましょうって

束の間に与えられる自由と革命。

我々は自然と対峙する

独立戦争の解放軍として

目をランランに輝かせながら

外路に足並みを揃えて軍靴を鳴らす。

否、軍靴といっても

事前に配られたしおりには

「服装はジャージ、あるいは私服でも可」

と書いてあった。

既定の軍服を強制される

従軍ではなかったのだ。

やはりそこは自由解放軍。

偉大なる凱歌をあげるための大いなる一歩。

そこにも選択の自由がある。

その頃の私は、言うなれば

「おしゃれ病」に罹患していた。

オレンジと白のボーダーのシャツ。

真っ青なズボン

やけに目立つ派手なスニーカー。

これが必殺の一張羅。

今思えばあれは

一張羅なんて殊勝な言葉で飾るには

あまりにも派手過ぎた。

あまりにも過剰だった。

まるで舞台衣装だった。

だが私はそれを誇らしげに

クローゼットに掲げていた。

うっとりと眺めては悦に入り

それだけでは飽き足りず

兎角、人に見せたくてたまらなかった。

行軍においては確かに

ジャージに一日の長がある。

しかし、果たしてそれでよいのか。

自由解放軍を名乗りながら

統一規格の軍服を身に纏い

無個性の塊となるなどと

そんなことでは

自由の使徒として失格ではないか。

私が誰に相談するでもなく選び抜いた

この美しき孤高の私服。

自由とは、各々の孤高を解放し

個の解放区を打ち立て

独立を宣言することだ。

ならば私がその先陣を切ろう。

…私はあの時、孤高なる言葉に浮かれず

冷静に判断を打ち立てるべきだったのだ。

半端な孤高は、気高さを蔑ろにして

愚かな独断に堕ちるということを。

?アカリ?

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