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今年もまた
女神の祭典が始まろうとしている
荒れた風が空を割ってうなり
大地に向かって降臨の呪文を詠唱すると
地底から生温い嵐を巻き起こして
神の娘が目を覚ます
柔らかく美しい神の娘は
新たな生命の息吹をふきつけながら
狂おしいほど大地を緑に覆い隠す
さくら、なのはな、沈丁花
桃にネモフィラ、チューリップ
冥帝は神の娘恋しさに
女神の祭典の後
少しでも早く地の奥深く
海底より先の冥府へ帰らせようと
地獄の業火を太陽から放つ
愚かしいまでに
太陽は全てを焼き尽くし
そうして契約に従い
神の娘は金色に輝く稲穂の海を漂いながら
冥帝のいる冥界へ身を沈めてゆく
葉は枯れ落ち
細く節くれだった木々の根が
せめて神の娘を守ろうと
絡まり巻きついて
冷たくなった身体を土で覆う頃
豊穣の女神は我が子との別れに
寂しく泣き崩れ
小さな白い結晶を幾日も流す
自らの胸内のように凍らせ包み込み
氷の中に閉ざす
また再び「春」の祭典の
その時まで
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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英語でshine
発音は「社員」
ローマ字読みで「しね」
…なんだろう
疲れているんだ、私
排水口の掃除しながら
輝くは英語で…って始めたら
うっかり思いついて笑っちゃった
掃除終わったらお風呂入って
お昼寝しようっと
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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いつの時代もホルムズ海峡は難問…
ナフサの価格爆上がり
日本はナフサの6割が輸入
原油は「備蓄254日分」と言うけど
ナフサは備蓄制度の対象外で
国内在庫は約20日よね
石化コンビナートなら数週間で
干上がるレベル
三菱ケミカルや出光興産は既に
エチレン生産停止の可能性を発表した
エチレンが止まれば点滴バッグ
カテーテル・文具・インク・セーター
洗顔・シャンプー・毛布・タイヤ
プラスチック・樹脂・合成ゴム・食品包装…
あらゆる産業が止まっちゃうなりね
時代は繰り返すって言うけども
オイルショック再びなんて
ちょっと笑えない
カービィのコックカワサキも
そりゃ「死んだんじゃないのお?」って
つぶやくレベルよ
木曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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春めいた日差しに当たって
ユキヤナギが楽しそうに笑った
笑うたびに春の雪の雪片が
ちらちらと散って
薄桃色の春の景色に粉雪が舞う
うたかたの
ゆめの名残や
春の雪
木曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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生きても死んでも地獄なら
うたかたの夢くらい
見せて
うたた寝に見た
覚えてもいない夢でいい
瞼の裏に浮かんだ
かりそめの恋に
溺れたい
木曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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人は人 吾は吾なり
とにかくに
吾行く道を 吾は行くなり
西田幾太郎作
「善の研究」で有名な一文
日本哲学の湧き水であり
明治期の高等学校の必読書とされた
東條英機の演説文を
人伝に頼まれるも内容が難解すぎて
誰も理解が追いつかず見送られた
哀しき知の巨人である
その際、西田幾太郎は
「東條英機は駄目だ」と
不貞腐れたという
注:)西田幾太郎から多大な影響を受けた
「人生論ノート」の三木清は
前衛過ぎた思想だと思われた為に
敵視され獄中死している
木曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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有名なエベレストは
かつて海底に存在していた
だからエベレストの岩から
海の生き物の化石が出てくる
インドの大陸プレートが
北に移動して、ヒマラヤ山脈が
押し上げられた結果エベレストは
ヒマラヤ山脈の最高峰の山となった
イギリス東インド会社は
世界各国を測量しては地図を作成していた
その際、前任長官のエベレスト氏は
自らの名前がつく時
ヒンディー語に無関係な上に
インドの人が発音出来ないとして
反対したが遅かった
名称エベレスト山となった後
1950年代には中国政府よりチョモランマ
1960年代にはネパールよりサガルマータ
と呼ばれるようになった
(ネパール では1938年より以前から
元々サガルマータの名称があった)
チョモランマはチベット名で
「世界の母なる女神」
サガルマータは「世界の頂上」
という意味である
人を寄せ付けない極寒の頂きに
多くの人が挑戦した
亡骸を回収する事も出来ないまま
エベレストに抱かれて今も
深い眠りについている
人はなぜ登山に血道を上げるのか
日本においても
山岳史上最大の謎といわれる
剱岳初登頂がある
険しく前人未踏と言われた
富山の山の頂きに
錫杖が刺さっていたのだ
銅錫杖は明治40年
陸軍の参謀本部陸地測量部員が
剣岳頂上に到達したおりに
山頂で発見したもので
この錫杖の発見から
剣岳は古代から修験者によって
登頂されていたことが判明した
(少なくとも平安時代)
大変に衝撃的な発見で
よく小説やモチーフにされている山だ
「挑戦」とは
生物の究極の興味なのかもしれない
見果てぬ先の好奇心こそ
進化そのものに思える
火曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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長い長いあいだ
ずっと積み上げてきた価値観が
「常識」なんだと思う
学校で学ぶのが「常識」
働くのが「常識」
お店で物を買うのが「常識」
集団社会で求められ続ける
一般常識という物は
国や時代によって形を変える
もし常識を言い換えるなら
「望み」なんだろうか
空気を読むのが営業の常識であり
「望まれる」人であるように
事務や運転手が週5日働くのが
当たり前だと「望まれる」ように
そのくらい常識でしょうと
言われることは
そのくらいを「望まれて」
いるという事なのか
常識というイメージで語られると
果たせなかった時に
集団社会からはみ出た落伍者に感じる
だが「望み」だと変換すれば
先方や会社にそう「望まれて」いるだけと
とらえて気が楽になる
奴隷がいて当たり前だった「常識」や
江戸時代の月代の「常識」
働かない「常識」や
24時間働くのが「常識」といった
時代によって覆る社会の「望み」に
さも当然というような
恒久的な意味を持たせなくても良いのだ
それなのに「常識」で人は
簡単に結束して争い潰し合う
多様化して様々な文化を知り合ってなお
「常識」に囚われる
根底に眠るのは
そうしないと雇われず
追求され追い詰められ働けず困窮する
一方通行な社会構造にある
農耕民族が栄え
遊牧民族を見下すように
道具でしかないはずの通貨に
必要以上の価値を見出した通貨収集ゲームは
何千年続いているのだろう
ことごとく通貨が無くて
悲惨な死や凄惨な犯罪や理不尽に耐えて
国を失い家族を亡くす姿に
恐れ震えながら
常識に怯えて
常識が望むままに生き
常識として死ぬのだろう
なぜ人は他者に
常識を求めてしまうのだろう
同じ志を持った集団で
求め求められて生きるのが
幸福だと知りながら
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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青空の下
乾いた強風によろけて
髪が吹き荒ぶ
梅の花びらが散り散りに舞い
まぶしい日差しは
冬の終わりを感じさせる
砂塵が入りそうで目を細め
鼻や口を守ろうと頭を俯けたら
外套がバタバタと音を立てた
冬は急激に全てを凍てつかせ
灰色に染め上げてなお
こうして今も
去り際すら凶暴な風で吹き飛ばす
突風が唸りながら建物に当たり
窓をガタガタ揺らし
隙間からびゅうびゅうと鳴く
渦を巻いて
何もかも
冬と共に連れ去ろうと
卒業や別れや移動や
新しい芽吹きの種を振り撒いて
物悲しいこの気持ちも
みんな巻き上げられていく
火曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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ギラついた視線も
気持ち良さそうな仕草も
やぶさかではない
正直な身体も
漏れ出る甘い声も
なかなか
全身に炭酸が弾けてスパアクする
刺激的な化学反応に
チカチカと眩暈がする
美味しいジュースは
いつだって最高だ
金曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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