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アラビアンナイト 川崎 / ソープ

8:30~翌0:00

当日予約8:00~

神奈川県川崎市川崎区堀之内町13-8

JR川崎駅/京急川崎駅 ※送迎車ご用意致しております。

入浴料 11022,000円~

利用可能カード:VISA、MASTER

044-233-4152

※お電話の際に「ビンビンで見た」とお伝えください

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アカリ

アカリ(21)

アカリ(21)

T164 B88(E) W56 H87

本日出勤 11:00〜19:30

仕事が終われば【闘】

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(お題:飛行機と出張、信頼

私の愚行、口から出まかせ

リストラされた中年、遠距離恋愛)


しかし、予測していない事態が起こった。

俺の担当していた海外取引の契約が

唐突に成立したのである。

そして、その最終契約には

責任者である俺の立ち合いが必須であった。

マジかよ。なしてこげなタイミングで?

しかし、今の俺は転職したての

新人サラリーマンの身の上。

流石に入社早々

これを反故にすることはできない。

幸いにして契約には

一時間程度しかかからない。

新婚旅行に支障はない。

ただ、少し便をズラす必要がある。

早速、旅行会社に掛け合って駄々を捏ねた。

しかし、流石に

二人分の席をズラすことは難しかった。

しょうがない。

妻には予定の便で行ってもらって

一足先に英国で

寛ぐなり観光するなりしてもらおう。

数時間後には俺も追い付けるはずだ。

「新婚旅行だろ?構わず行ってこいよ」

と軽口で囃す同僚もいたが

取れる仕事の責任を

放棄するわけにはいかない。

?

「すぐ終わるよ。夜には飛ぶ」

俺は妻にそう告げた。

「無理しなくていいよ?」

妻は少し残念そうな顔をしながらも

心配げに気遣ってくれた。

「大丈夫、明日の夜にはヒースローだ」

抱きしめたいが時間がない。

「ミニャック、夕焼けすごいらしいよ」

「それは見たいな。動画送っておいてくれ」

俺は靴紐を結び終えると

妻の唇に軽くキスをした。

「少し寂しい思いをさせるけど

すぐに追いつくから。

先に英国を満喫しておいで」

妻の頭をポンポンしながら

恰好付け気味に前衛芸術的なポーズを

玄関先で決めると

彼女はいつものように破顔して

屈託のない笑顔を作った。

「いってらっしゃい。

じゃあ一足先に豪遊して待ってるからね。

早く迎えに来てね」

あいるびーばっく!

俺は勢いを付けて叫びながら

家を飛んで出た。

熱を帯びた照明が

一人ひとりに濃い影を作り

途切れることのない蝉の音響が

全力で夏を演出していた。

?

妻は朝の便でイギリスに発った。

そして

永遠にその土を踏むことはなかった。

凶報を聞いた時。通夜の時。葬儀の時。

俺は泣かなかった。泣けなかった。

涙が、流れてくれなかった。

これは芝居か?

俺はまだ舞台の上にいるのか?

全てが作り事のようで

何にもリアリティがなかった。

強いていえば、後悔していた。

何を?一緒に死 ねなかったことを。

同じ便に乗っていれば、俺一人

こんな舞台に取り残されることはなかった。

今も尚、俺の瞼からは一滴の涙も流れない。

その瞳は、虚ろに光を失ったまま

通常運転している。

?

それからの俺は、死んだように生きている。

いや

生きているだけで、もはや死んでいるのか。

俺の時間は、ハムスターの回し車のように

同じ場所をぐるぐると空回りし続けて

あの日から一刻も先に進んでいない。

ただ、会社の端末にログ インし

数字を整え、取引先に頭を下げる。

その繰り返し。

妻の死後も変わらず出社する俺を見て

ある同僚は精神科の受診を勧めてきた。

違う。

俺に必要なのは入院や薬物ではない。

俺は仕事が終われば

すぐに行くと妻に約束した。

しかし妻は随分遠くまで行ってしまった。

「後追い」という近道をすれば

妻のところまで

早馬で駆けつけることもできるだろう。

断じて俺にそんな行為は許されない。

何故なら俺には

果たすべき贖罪があるからだ。

妻よりも仕事を優先し

結果、見殺しにした。

そんな男に

自ずから死を選ぶ権利などない。

俺は仕事を続けなければならない。

「仕事が終われば向かう」。

そう約束したのだから。

故に、死が向こうから迎えに来るまで

俺は仕事を続けなければならない。

?

上司はグリーフケアを勧めてきた。

違う。

同じように苦しんでいる人が

他にも大勢いるとか

そういう問題じゃない。

俺個人の問題に

人数や他人のことなど、何の関係もない。

俺一人の罪に、他人の許しなど必要ない。

ある日、部長が俺を呼んだ。

「波佐間、タイに飛んでくれ。

通訳は向こうで手配する」

理由は、現地法人のトラブル対応。

俺は頷いた。

それ以外の機能が

すでに失われているように。

きっと部長は

毎日社内で陰気を四方にばら撒いている俺を

少しでも遠ざけたいんだろう。

もしかしたら帰って来た時

俺の席は無くなっているかもしれないな。

そしたらまた別の仕事を探せばいいさ。

?

?アカリ?

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