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アラビアンナイト 川崎 / ソープ

8:30~翌0:00

当日予約8:00~

神奈川県川崎市川崎区堀之内町13-8

JR川崎駅/京急川崎駅 ※送迎車ご用意致しております。

入浴料 11022,000円~

利用可能カード:VISA、MASTER

044-233-4152

※お電話の際に「ビンビンで見た」とお伝えください

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アカリの写メ動画一覧

アカリ(22)

アカリ(22)

T164 B90(E) W58 H89

  • 投稿日時

    愚愛の祭壇


    おぱんちゅうさぎは

    脳みそがほぼないに等しい。

    これは公式に定められていることだ。

    だが、それは決して空虚を意味しない。

    彼には、たしかな勇気がある。

    ただの蛮勇と片付けてしまうには、

    あまりにも純粋な、潔癖な正義感がある。


    私は軍隊アリを思い出した。

    あの小さな生き物たちも、

    脳みそはほぼないのだ。

    それなのに、

    彼らは迷うことなく前進し、

    隊列を崩すこともなく、

    己が肉体を繋げて橋を架ける。

    その姿はまるで神の意志を

    体現する機械のようでもあり、

    また、天使のようにも思える。

    天使。余計な思考を持たぬものたち。

    神の布いた法を粛々と執行する者たち。

    そこに、情状酌量などという

    甘やかな概念が入り込む余地はない。

    ただひたすらに、

    善を善とし、悪を悪として断罪する。

    完全なる秩序。神が作ったシステム。

    ならば、おぱんちゅうさぎもまた、

    そのようなアルゴリズムに

    支配されているのだろうか。

    いや、違う。

    おぱんちゅは、笑う。怒る。泣く。喜ぶ。

    彼には、感情がある。

    つまり、おぱんちゅは人間なのだ。

    思索せず、

    ただ命令に従う機械や天使とは違う。

    彼は、天と地の狭間に立つ

    曖昧な存在なのだ。

    もし、おぱんちゅうさぎが

    純粋な天の使いだったなら、

    どうなるだろうか。

    私は、今までクレーンゲームで

    救い上げたおぱんちゅたちを、

    天使の階級順に並べてみることにした。

    最下位のエンジェル。

    これは人間との橋渡しをする存在だ。

    だから、人間に最も近い。

    私は、一番下の段に、

    媚を売るのが上手な、

    愛らしいおぱんちゅたちを置いた。

    その上に、アークエンジェル、

    プリンシパリティを並べる。

    まだ、人間的な面を色濃く残している。

    次に、中位の天使たち。

    パワー、ヴァーチャー、ドミニオン。

    このあたりになると、

    悪魔と交戦することが多いため、

    堕天の危険性も高い。

    私は、中段に、

    悔恨や悲痛に打ちひしがれた

    表情のおぱんちゅたちを並べた。

    そして、最上段。

    ソロネ、ケルビム、セラフィム。

    もはや人間の目では捉えられぬ存在。

    上位の天使の姿ほど醜悪とも言われる。

    悪魔が人間を誘惑するために

    美しき姿をとるならば、

    その対極にある天使の姿は、

    むしろ恐ろしくあるべきだ。

    私は、一番上に、

    邪悪な笑みを浮かべるおぱんちゅや、

    憤怒に駆られ歯茎を剥き出しにした

    おぱんちゅを並べた。

    ダメだ。これでは地獄ではないか。

    天の階級に従い並べ祀ろうとも、

    どうしたって悪魔的な

    可愛さが抜けきらない。

    おぱんちゅうさぎは、

    アリのような機械仕掛けのアルゴリズムにも、

    神の作ったシステムにも従属しない。

    彼は、ただ、己の信じる善を貫こうとして、

    実に馬鹿馬鹿しく、益体もなく、傷つく。

    だが、それでもなお、善行を辞められない。

    それは全く確かに愚かな人の姿だ。

    天使のような人というのは、

    只人の目には

    一等滑稽に映るものかもしれない。

    私は、祭壇のように積み上げられた

    おぱんちゅたちを見上げた。

    私を惑わす新しき地獄。

    そのなんと愛らしいことか。

    ?アカリ?


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  • 投稿日時

    罪の城

    足の踏み場もないとはこのことか。

    数頁読んでは放り、

    読んでは放りを繰り返し、

    部屋のあちこちに

    ランダムに配置された本は、

    ある日、帰宅して上から見ると、

    何だか奇才軍師の考案した

    斬新な陣形のように見えなくもなかった。

    はたまたこれが前衛芸術というものか。

    芸術は怠惰の隣にあると見つけたり。

    などと都合の良い言い訳を考えて

    片づけぬ口実を探し出そうと試みたものの、

    陰惨な暁の気配を感じるまで

    横になれないことは御免被る。

    あのねばっこい小豆色の光が

    カーテンを貫く前に

    何とか部屋を立て直さなければ

    落城の気持ちに打ちひしがれてしまう。

    そもそも目の前のこれが

    自陣なのか敵陣なのかも

    よくわからないのだ。

    もし敵陣で野営などしたら

    勇敢なる奇人として捕虜の伝説となり

    語り継がれるだろう。

    尚更このまま眠るわけにはいかない。

    それもこれも、先月に急に書痴を拗らせて、

    30冊以上も本を買い漁ったせいだ。

    何頁かパラパラ捲っただけで、

    「これは名著の香りがする!」と、

    ロクに判断も付かぬうちに

    購入を決めるからこんなことになるのだ。

    そんな私の勘は当たった試しが少ない。

    大概50頁あたりで思いを裏切られ、

    積みに積み上げたる罪本たちは

    傾斜を大袈裟にしたピサの斜塔として、

    あちこちに屹立している。

    出来損ないのサグラダファミリアより

    性質が悪い。

    これは己の罪であるからと

    禊の為に罪本を嫌々

    読もうとしたこともあった。

    できない。到底無理だ。

    何でも読んでみることだ!

    だの、清濁併せ呑むべきだ!

    だの言う人もあるが、嘘だ。

    私にとって面白くないものは

    即ち私にとって不必要なものだからだ。

    自分の体に必要な栄養素を

    選択して取り込まねば、

    下手したら毒になる。

    例えば、タイに行って

    何の下調べもせずに片っ端から屋台を巡り、

    出された水を全て呑んでみるがいい。

    それで腸チフスもコレラも

    怖くないというならば真の豪傑だ。

    前にタイのトレーナーが言っていた。

    「タイのテーブルにはどこでも必ず

    有料の水が置いてある。

    にもかかわらず席に着くと

    無料の水が置かれる。」

    「同じ条件の下に

    無料の水と有料の水が並んでいる。

    この場合、無料の水を飲むとどうなるか?

    …つまり、そういうことだよ。」

    彼は私が二日間の腹痛からやっと快復して、

    もはや帰国という段になって

    そんな話を笑って聞かせた。

    鼻にイースト菌を詰めて

    バーナーで炙ってやりたくなるような

    笑顔だった。

    さりとてこの罪本を本屋に

    売り払ったとしても二束三文どころか

    交通費の釣り銭にすらならない。

    戒めのためにも、

    罪本は罪本として展示しておくべきだ。

    奇を衒った美術作品など

    往々にして不用品の集合体

    だったりするではないか。

    私は天才軍師考案の陣形を撤退させ、

    行き過ぎたピサの斜塔を倒壊させ、

    部屋の隅に倫敦塔の逆賊門のような

    形に片づけて纏めた。

    数日後、塔に収容されている囚人たちを

    新しく収監するに相応しい

    新しい獄舎が届いた。

    私は一日掛かりでこれを組み立てた。

    高さ2m、横幅1mの本棚である。

    もはや魔物、いやゴーレムである。

    私がドラえもんだったなら

    迷わずこれを今日からの

    寝床にしているところだ。

    一冊残らず囚人を

    収容し終えたゴーレムは

    満腹感に満ち足りた

    顔をしているように見える。

    いつかこの顔が

    空腹に歪む時がくるのだろうか。

    一通りの片づけを終えて

    些末な考えに浸っていると、

    私のお腹が先に空腹の音をあげた。

    ?アカリ?


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  • 投稿日時

    ちょいと養生、戻りんすまで待ってておくんなまし

    拝啓

    春の陽気、花々も咲き誇りし折、

    皆々様には一層のご繁栄を

    心よりお慶び申し上げます。

    日頃より、格別のお引き立てを賜り、

    深く感謝の念を抱いております。

    さて、このたびは何のお知らせもなく

    しばし店を離れ、

    またご報告が遅れましたこと、

    心よりお詫び申し上げます。

    皆々様にはご心配を

    おかけいたしましたこと、

    誠に申し訳なく存じます。

    実は、季節の変わり目にて

    身も心も疲れが出て、

    しばし静養を要することとなりました。

    急ぎ実家へと戻り、

    療養に専念しておりました

    次第でございます。

    長らくの不調に悩まされておりましたが、

    家族の支えを受けつつ、

    少しずつではございますが、

    元気を取り戻してまいりました。

    しかしながら、

    皆々様にはご心配を

    おかけしてしまいましたこと、

    改めてお詫び申し上げます。

    なお、

    店を辞したわけではございませぬので、

    どうぞご安心くださいませ。

    回復いたしました折には、

    また変わらぬご愛顧を賜りますよう、

    伏してお願い申し上げます。

    末筆ながら、

    皆々様のご健勝とご多幸を

    心よりお祈り申し上げます。

    敬具


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