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ヤツメウナギは
生きた化石と呼ばれる
脊椎動物の原型、または原始的な姿だ
そして全脊椎動物の共通祖先の脳を持つ
ヤツメウナギという名だが
目は二つである
この円口類の顎の無い
ヤツメウナギの脳を
10μmずつ薄切りにして
細胞や遺伝子がどう動くかを調べたところ
(人間にはニューロンというものがあり
ざっくり言えば
興奮性ニューロンと
抑制性ニューロンがある)
ヤツメウナギのニューロンは
興奮性と、抑制性のニューロン
加えてどちらの特性もある
「優柔不断ニューロン」があった
つまり脊椎動物の共通祖先は
(約5億年前)
すでに高度な脳を持ち合わせている
その後に派生し
様々に誕生した生物から
優柔不断ニューロンが減ってゆくのを見るに
優柔不断ニューロンは
淘汰されていっているように感じる
進化とは
退化なるものは無く
ひたすらに違う道を模索することを指す
(元の道に引き返すのではなく
新たに模索した結果
元来あった物を失うとする)
生きる上で必要に迫られるから
突然変異を起こし
得たり失ったりするなら
ヤツメウナギはまだ
「優柔不断ニューロン」を必要と
しているのだろうか
生きた化石と呼ばれるまでの時間ずっと?
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