3ヶ月前のことだけど、「イマーシブフォート東京」で体験型演劇を観てきました🎭
きっかけは、スマホでたまたま見かけた「江戸花魁」という文字。
なにそれ、絶対気になるじゃん…ってなって、気づいたら衝動的にチケット取ってた。笑
体験型演劇って言われても、正直「なにそれ?」って感じで、
どんなものか全然想像もつかなくて。
当日はちょっとドキドキしながら会場へ向かいました。
でね、会場に入った瞬間に…世界が一気に切り替わったの。
まるで、日常のスイッチがカチッとオフになるみたいな感覚。
照明も音も、空気の密度までもが変わった気がして、気づけば完全に引き込まれてた。
普通の演劇と違って、観客と演者の間に“距離”がないの。
だってステージも客席もないんだもん。
視線がぶつかって、言葉をかけられて、手を引かれて…
気づいたら自分が物語の一部になってた。
中でも特に印象的だったのは、目を見て語りかけられ、そっと手を引かれた瞬間。
“私、話しかけられてる”ってわかる距離感が、すごく特別で、ちょっとドキッとした。
物語自体はわりと王道の展開だったけど、
空間の作り方とか、花魁道中の華やかさが本当に素敵で、
「ただの観客」じゃない没入感がずっと残ってる感じ。
演目には複数のエンディングがあるらしくて、
自分の選択や関わり方で少し結末が変わるのかも…って思うと、ゾクゾクとそわそわが止まらない。
誰かとこの体験を共有したくもなるけど、
やっぱり私は自分だけの秘密にもしておきたい派かもしれない。こんな特別な体験、独り占めしたいからね。
終わったあと、ふっと現実に戻されるあの瞬間の寂しさも、
逆に、余韻としてじんわり心に残っていく。
あかねさんはね、
基本的に常に鋭い観察眼で物事をじっくり見ているから、
あまり没入感を味わえる性格じゃないの。
夢の国に行っても夢に入り込めない性格って感じ。笑
でも今回は違ったの。
どんなテーマパークや遊園地よりも世界観に入り込めた、
私にとってはとても珍しい作品なのよ。
……でね。
そんな忘れられない体験を経て、私はまた3ヶ月後に同じ場所に戻ってきました。笑
今回は「シャーロック・ホームズ」の世界へ🕵️♂️
前回より長めの120分。
今度はどんな物語に巻き込まれるのか、すでにワクワクしてる。
“観る”じゃなくて、“体験する”演劇。
あの世界観、ほんとに一度味わってみてほしいな。
茜音