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頭の中で囁く妖精がいるんだよ… サボロー並みに悪い奴で 生まれてこの方、ずっと戦ってきた 「大丈夫ダイジョーブ!何とかなるって」 その妖精が囁くたびに 目の前が霞み、ぼんやりしてくる あれ? 何しようとしたんだっけ? なんて認知スレスレで 体力は萎んだ水風船みたいに激減する 猫背で椅子に座ったまま、 半開きになった口から 「…まぁ良いや。大丈夫」 という呟きが漏れでてきたら いよいよ末期 高笑いする妖精を尻目に 石化した身体は身じろぎ一つしないで 100年でも200年でも ぐったり寝てしまいそうになる ケツに根っこが生えて動けなくなる前に 正気を保たないといけない 妖精に耳を貸したら最後なのだ この妖精に祖母は 怠け病と名付けていた 月曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます トップ