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オツベルと象のように
「あぁメシア!」なんて言いながら
のんきにお祈りしてたら
地獄行きの足元の蓋がパカリ開いて
さらに落ちる場所があった
内心どこかで
「ここより下はないだろう」と
油断していた自分を呪う
ぼとりと落とされた先は
一本の木があるだけの丘だ
海に浮かぶ小島のように
丘の下を埋め尽くす巨大迷路が眼前に広がる
ポップな立て看板には
血なまぐさい赤い字でスタートと
書かれている
丘を下れば入り口ばかりが乱立していて
早く迷路に入れとでも言うように
丘は暗闇にのまれて消えてゆく
自分で入り口を選んだ
巨大迷路も自分から進んで入る
戻る場所はない
進むしかない
木曜日出勤します
10:00〜16:00
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