アメリカ米が話題ね さてさて… カリフォルニア米は福島出身の日本人 国府田敬三郎が1900年初期に カリフォルニアで農業を始めたもの 啓三郎は福島県で学校教員をしていたが 25歳（1907年）の時に単身渡米 1920年から約20年近い歳月をかけて カルフォルニア州サリナスで 水稲の大規模生産技術を確立 日本米と品質があまり変わらない 「国宝ローズ」の大量生産にも 成功した実業家よ 明治時代にゼロから事業を作り上げたが 第二次世界大戦で日本が敗戦 日本人ということで 当時のアメリカ政府に 農地の多くを没収されて 強制収容所に行くの だけど州を相手取って損害賠償請求して 他人名義になっていた土地を 買い戻し、少しずつ農場を再開させて 全米一の水稲事業を作り上げた また空から飛行機で種を蒔く手法を 編み出した めちゃくちゃ面白い人でもあって ドキュメンタリー映画 「ドス・パロスの碧空（そら） seed: The Life of the Rice King and his Kin も見応えあり！ だけど啓三郎のコウダ農場は 2024年の秋、閉業 カリフォルニアの農場における 農業用水維持費と保険料の高騰、有機肥料、 ガス、新しい農業機械の導入費用、 人手不足問題に加えて 事業継承計画がなかったコウダ家は 保有する5つの商標を 米粉製造会社の「ウエスタンフーズ」に ライセンスすることで 代々受け継いだレガシーを 存続させることにしたの 敬三郎氏は日系人の権利向上のための 社会運動も続け、市民権を持たない 外国人の土地の所有を禁じる 「外国人土地法」の撤廃にも成功 活動家のお手本みたいな人ね 裁判に３回負けても諦めず 私財を投げ打って戦い、４回目に勝訴 敬三郎は外国人土地法などを撤廃し 自らの資金を投資して 東京銀行設立の援助を行ない 日本人や日系人の待遇改善のために 最後まで尽力し続けた 現在日本人がアメリカで永住権や 市民権を得られるようになったのは 敬三郎の尽力によるところが大きかったと 言われているわ ちなみにカルフォルニア米の味は さっぱりしてベタつかず チャーハンやピラフ、 カルフォルニアロールに良いみたい 歴史は面白いわね！ 月曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます iPhoneから送信