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暑さが身に染みる…どころか
茹で上がる寸前だ
欧州では熱波で累計1万人を超える
死者がでたとか
最早バケーションを楽しむ季節じゃない
毎年感じる地獄の熱に
ひたすら季節が移るまで耐え抜く
デスロードと化している
平安時代に逆戻りだ
牛若丸が弁慶と橋で相見え
被衣(かつぎ)をかぶって
横笛を吹く時に登場する…あの被衣が
時代を超えてリバイバルしそうな勢いである
注:) 牛若丸の時代の女性は
カオを見せない文化で
すっぽりかぶる物を被衣(かつぎ)と言い
貴族の女性の必需品だった
鎌倉時代くらいの女性は
近い場所にはこの「かつぎ」で行き
少し遠い場所には「市女笠」をかぶる
(別名「虫の垂れ絹」)
…ちなみに市女笠は
てっぺんがとんがった
大きな麦藁帽子のような形をしており
笠の周りには上布か
絹の薄いものをぐるりと
カーテンみたいに垂らして
8本の「総角(あげまき)」を垂らす
(御簾の横にある紐のような物)
この「あげまき」というのが
紐の結び方のひとつで
平安時代は几帳や調度品
檜扇の飾りなどにも盛んに使われた
この布を垂らすのは
直射日光を避け
(色白が美人の条件である)
その名のとおり「虫」よけでもあった
我々は繰り返す歴史の生き証人として
まさに今、灼熱を体感している
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