帰りに日暮里まで歩こうと台東区有形民族文化財の庚申塔(こうしんとう)に立ち寄ってみました。 庚申塔は、庚申信仰に基づいて立てられた石造物で、江戸時代以降、盛んに造立された。 庚申信仰とは、六十日に一回めぐってくる庚申の日の夜を寝ずに過ごすことで、長寿延命や無病息災を祈る信仰である。 地域ごとに庚申講が組織され、庚申の晩に講員が集まって行事が行われた。区内には、六十基以上の庚申塔が現存している。 根岸小学校前には四基の庚申塔が現存する。 これらの庚申塔は寛文八年(一六六八)から天明五年(一七八五)にかけて建てられたものである。 うち祠内に安置される一基は、安永元年(一七七二)に造立されたが、破損等により天明五年に再建されたものである。 これらはかつて荒川区との区境近くにあり、「庚申社」、「庚申堂」、「庚申塚」等と呼ばれていた(『新編武蔵風土記稿』、『東京名所図会』)。道路の拡幅等により現在地へ移された。 庚申塔は地域に根ざした人々の信仰を明らかにする貴重な資料であることから、平成十九年(1二〇〇七)三月に台東区有形民俗文化財として台東区区民文化財台帳に登載された。 本日はおふたりとの再びのご縁 いつも楽しい時間をありがとうございます。 今回もまたひとつ知れたことがあり話せてよかったです。美味しそうなフルーツも嬉しいよー 無事の回復を願っています