すうすう寝息を立てる 小さな毛糸玉みたいな生き物が 膝に乗っている ピンク色のお腹は 息をするたび上下に動く 温かく乾いたカサカサの肉球を 手のひらで包み込むようにして撫でた もう一緒にいられない それを分かったような仕草を最近する 不安で寂しがる素振りをして 足元に身を寄せ、撫でてくれと 大粒の瞳を潤ませる じっと静かに見つめてくる事が増えた しょげた様子で 何かを諦めた様で その姿がただただ哀しい 幼い自分の背中を見るようで シンボルとなる前のノーマ・ジーン マリリンモンローみたいで 全て自分が悪い 愚かで無力なのに 愛されたいと感じてしまったのが 悪そのものだ 自分の子を腕に抱きたいと願った事も 頑張れば報われると夢見た事も 愛したいと思った事も 全て自分が悪い 無力なのが憎い 愚かなのが憎い 生きる資格すらないほどに自分が憎い そう思うほどに哀しい 火曜日出勤します 10:00〜16:00 ご用命をお待ちしてます ?