
先日、トクピシンという言葉を知りました。
英語に似ているようで、似ていない。
簡単な単語ばかりなのに、不思議と詩のような響きがある。
たとえば「mi laik yu」。
「わたしは、あなたが好き」。
パプアニューギニアで育ったこの言葉は英語、ドイツ語、現地語が混ざりあってできたらしいです🎀
バラバラな音のかけらたちが、どうにかして“わかりあいたい”という思いだけで、手を取り合ってできたもの✨
完璧さのために整えられた言語じゃない。
不完全なままでも、“伝える”ということに誠実であろうとした言葉。
最近、もしかしたらきれいすぎる言葉に少し疲れていたのかもしれないです。
「正しい」よりも「届く」を信じて、今日もわたしは、言葉をひとつずつ拾っていけたらなと思います✨