せいら(22)
T154 B90(G) W57 H88
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これまで出会ってきたお兄様の中で、
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どうしても忘れられない人が4人いる。
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ひとりは画家さん。
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ヌードモデルとしての“せーら”を見に来て、
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静かにデッサンをしながら過ごした時間。
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あの空間だけ、少し現実じゃなかった気がする。
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ひとりは太ももとおしりが大好きなお兄様。
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せーらはNetflixを見てるだけ。
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お兄様は太もも顔を埋めて、
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自分の世界で完結してる、
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なんとも不思議な時間。
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でも、どこか穏やかで心地よかった。
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ひとりは「キャバクラだと追加料金かかるから」って、
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お酒を持ち込んで一緒に飲むだけの人。
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笑いながら飲んで、
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帰り際に「またね」って。
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あの夜のぬくもり、今も覚えてる。
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そしてもうひとりは、
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「外の世界で出会ってたら、3回目で告白してたと思う」って言って、
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3回会うまでは本当に指一本触れなかったお兄様。
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最初の2回はただ話すだけ。
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その真っ直ぐさが、なんだか少し切なかった。
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どの出会いも、形は違うけど、ちゃんと記憶に残ってる。
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この仕事をしていなかったら、きっと出会えなかった人たち。
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だから今日も、ひとつひとつの時間で何が生まれるか、楽しみだ。
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本当はこんなこと言ったらダメなんだろうけど。
引退を告げた女の子に、
それでも会いに来てくれるお兄様たちは、
怖くないのかなって思う。
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だって、こちらはもう二度と会わないかもしれないと思っているのに。
もう「本指を返そう」なんて気力も、
どこか遠くに置いてきてしまった。
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“もしかして適当に扱われるかも”
そんな不安が頭をかすめたりはしないのかな。
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パネルを見て選んだ、ならまだ分かる。
でも、わざわざ写メ日記を開いて、
私の引退を知ったうえで
会いに来てくれるって、
それはきっと、勇気と、
少しの優しさの証だと思う。
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この前出会ったお兄様にも、
同じ質問をしてみた。
彼は少し笑って、
「一期一会だからね」って言ってた。
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「もし期待してた対応と違っても、
文章を見て“会ってみたい”と思わせた時点で、もう君の勝ちだよ」って。
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その言葉が、静かに胸に残ってる。
そんな出会いのかたちもあるんだなって思った。
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よくお客様とお話してて、
刺さるお話が聞けることがある。
先日の私の写メ日記を読んだお兄様、
「頑張る」についての感想を伝えてくれた。
「頑張らなくていいんだよ」って
「ただ一緒にいて、一所懸命で居てくれることが俺がせーらを気に入った理由だよ」と。
頑張る、と一所懸命、の違いについて話してくれた。
「頑張る」って、
自分の内側の熱意や執着を表してて、
どこか少し自己中心的。
「一所懸命」は“誰か”や“何か”のために
心を尽くす、外に向けた姿勢、なのだと。
頑張る=自分の中の炎を燃やす行為
一所懸命=目の前の世界に光を灯す行為
だとお兄様は言っていた。
同じ努力でも、視点の向きが違う。
この言葉が刺さった私は、
きっとここで“誰かを想って動く人”であろう、ありたいと思っているからだろう。
今日も誰かの支えと癒しになれますように。
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スタッフさんやたまに会える女の子たちと話す時間がすごく心地いい。
笑ってるだけなのに、
特に何も話していないのに、
なんだか救われる瞬間がある。
どうしてだろうって考えたら、
この場所には「普通」っていう物差しがない、
からかもしれない。
世間が言う“ちゃんとしなきゃ”とか
“迷惑かけちゃダメ”とか、
その見えない圧にどれだけ縛られてたんだろう。
ここでは誰も、
そんな鎖を気にしていない。
それぞれの痛みも過去も抱えたまま、
ただ静かに、今日を生きてる。
でもそんな中、
昼の世界に戻れば、
“普通”と向き合いながら頑張る人たちがたくさんいる。
本当に綺麗だと思う。
みんなそれぞれの場所で、
ちゃんと頑張ってるんだよね。
今日もお疲れ様。
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