先日載せた本の感想を誰かに伝えたくて 今夜は日記を更新します ジェネレーションギャップがあり共感はあまり無かったのですが、当時の日本人女性は適齢期には結婚して耐え忍ぶ印象だったのを節子さんは自分のやりたい事に突き進む選択をしたのは現代女性らしい自由さがあって良いと思いました。 女性の自立や社会進出という点で虎に翼の虎ちゃんを思い出しました。 似た考えを持ち仕事に情熱的な祖母のことも。 一冊の古本が婚約したふたりの運命を大きく変えるかも？という始まり方にも引き込まれます。 文夫さんは過去に傷付けた女性に対して深く反省しているが故に意識がそちらに向き過ぎて節子さんと真っ直ぐ向き合えなかったんだろうな。 子供の頃の積み木遊びではふたりでいるのが楽しいと思っている節子さんとは違って積み上げる事にただ夢中になっている文夫さんとの感覚の違いも節子さん寂しかったんだよね。 わなるよ ずっと同性の節子さん目線で読んでました。 でも文夫さんだって過去と向き合いながら今一番近くにいる節子さんを大切に思っていたのだから、お互い無駄な2年間ではなかったし大きな成長になったと思います。 その後ふたりは幸せになったと思いたい。 生きるのが苦しくなってしまった登場人物達は、それでも立ち直り生き抜いてほしかったし自分を追い詰め過ぎてしまう物の見方が読んでいて辛くて純粋な心のあまり「まいっか！」なんて良い意味でのテキトーさが全くなくてもどかしかった。 私は最近はじっくり考え込んだり悩んだりしていなかったので、この本の登場人物達のように考える時間を持つべき？？などと呑気な自分と本の中の人達と比較しています。 皆さまは自分と向き合い悩む時間は日頃ありますか？ それでは おやすみなさい