
今日は三社祭最終日ですね♪
お祭りムードで浅草は賑わってるのかと思うのですが、「振袖火事」はご存知でしょうか。
死者10万人以上(江戸の人口1/3とも)
明歴の大火と呼ばれる江戸時代に起きた
江戸の大半を焼いた大火災。
ここにひとつの悲しい物語があったみたいです。
江戸・本郷の商家に生まれた「お雪」
浅草観音にお参りに行ったとき、
ある一人の美しい若侍とすれ違い一瞬で心奪われるの
その人の素性も名前も知らない
ただ、「梅の花柄の振袖」だけを覚えていて。
お雪は恋煩いから食事も喉を通らなくなり
どんどん衰弱してしまい、家族は心配して同じ様な振袖を何着も贈るのだけど、心は満たされず、ついには亡くなってしまうの。
お雪の形見となった振袖は本妙寺に納められるのだけど、その形見を来た若い娘達は若くして亡くなる事から、僧に恐れられ振袖を燃やした日が1月18日。飛び火が舞いのちに大火災となる。悲しい物語。
今日はこの物語をひとつ。
浅草寺にいった時は思い出して
手を合わせてあげてね♪
西川小雪