本日5月17日は「お茶漬けの日」だそうです。最近は「お茶漬け専門店」も増えていて、刺身、イクラ、うなぎなどの豪華な具材が豊富に乗った贅沢なメニューが色々あり、写真を見ただけで「これはマズいはずがない」と思えるけれど、

正直、私は専門店のお茶漬けよりも、家で冷めたご飯に粉末のお茶漬けの素と熱湯を掛けた、具と言ってもフリーズドライの鮭や梅の切れ端が申し訳程度に入っているだけのお茶漬けの方に惹かれるのです。

どれだけ専門店のお茶漬けが美味しくても、私にとっての“お茶漬け”は幼い頃から食べ慣れているこの質素なお茶漬けであって、もはや豪華なお茶漬けは「お茶漬けとは違う料理」だと脳が認識しているように感じるし、こういう人は他にも結構いるのではないでしょうか。

もういっそ、「深夜まで受験勉強をしていたら、母が応援の手紙を添えて持って来てくれたあの日の夜食のお茶漬け」とか、「初めて彼氏の家に泊まった朝、“何もないけど…”と言いつつ、彼が朝食に出してくれたお茶漬け」みたいなメニュー名で、永谷園のお茶漬けの素だけで作ったお茶漬けのお店でも開こうかなと考える今日この頃です。







…ちなみに私は、母から応援の手紙付きでお茶漬けを持って来て貰った事も、彼氏の家に泊まってお茶漬けを出して貰った事も一度もないのですが。