今日は、七月二十三日。

文月の、ふみの日。



お手紙を書く文化が少しずつ遠のいていく中で、

この日には、言葉に想いを込めることの美しさを

そっと思い出させてくれるような、そんな響きがあります



今年も、この「ふみの日」に合わせて、

特別な切手が発行されたそうです



ふだんは気づかずに通り過ぎてしまう、

小さな優しさが、形になって残るようで…

ふと、胸の奥がぽっとあたたかくなりました



ふみ、という名をいただいていることが、

今日ばかりは、すこし誇らしく思えて



いつもは照れくさくて口にできないような想いも、

文字に託せば、どこか柔らかく届いてくれるような気がしています



あなた様と過ごしたひととき、この先のひととき、

それらが、心に綴られて、静かに余韻を奏でてくれています



お会いできたお時間の、甘く優しい記憶を、そっと書き足してゆけたら...とても幸せなことですね



ふみの日、あなた様はどんなことを思われるでしょうか



ふみ



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