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先日お会いした方はとても感受性の豊かな方でした
静かに目を閉じて
私の声や吐息に耳を澄ませる姿が
どこか儚げ
まずは呼吸を合わせていただきました
深く、ゆっくりと
まるで瞑想のように
私のペースに溶け込んでいくように
それだけで
すでに何かが始まっていることに
気づいていたのでしょう
私は言葉少なに
時折、唇を近づけて静かに「深呼吸して」と伝える
おしりを激しく責めることなく
心と呼吸を少しずつ揺らしていくと
彼の中にあった熱が
そっと漏れはじめるのがわかります。
指先ではなく
吐息と気配と静かな指導だけで
快感の波が、深く静かに満ちていく
…その瞬間
彼の身体がひとつ、深く震えました
言葉にならないほどの余韻とともに
「イッたのかも、でも…何も出てない…」
そう、彼ははじめての“あちら側”に触れたのです
呼吸が導く、内に溶けていく快感
それは派手さとは無縁だけれど
だからこそ
忘れられない感覚になるのかもしれません
えいな
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