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千葉・栄町発
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80分 15,000円~
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すずの(33)
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君について、うんざりしていることは、もう一つある。
それは芥川の苦悩がまるで解っていないことである。
日蔭者の苦悶。弱さ。聖書。生活の恐怖。敗者の祈り。
君たちには何も解らず、その解らぬ自分を、自慢にさえしているようだ。
そんな芸術家があるだろうか。
知っているものは世知だけで、思想もなにもチンプンカンプン。
開いた口がふさがらぬとはこのことである。
ただ、ひとの物腰だけで、ひとを判断しようとしている。
下品とはそのことである。
君の文学には、どだい、何の伝統もない。
チェホフ? 冗談はやめてくれ。
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太宰治の晩年の連載随想〔如是我聞〕の中の一節で、これは太宰が命懸けで物を書いている作家への皮肉は首を括らせると駁論した時に、尊敬する芥川龍之介に寄り添った場面。
夜寝る時に…、最近、YouTubeで芥川の朗読を流しているのですが、昨夜その記述をふと思い出し、太宰も脆く儚かったので…、芥川がどれだけ素晴らしい文人かとエッセイで反論したこの場面が大好きで、とても温かい気持ちで休むことができました(^-^)
それでは、本日も、皆様よろしくお願いいたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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