せいら(22)
T154 B90(G) W57 H88
桃太郎と人間側は一方的に鬼を
「悪」と決めつけて、
何の対話もなく退治する
鬼たちがなぜ「悪い」とされたのか、
なぜ財宝を持っていたのか、
なぜ人間に敵とされたのか
鬼達は平和に暮らしていたのに人間に奪われた側だった、
桃太郎こそ侵略者であり鬼たちは自衛をしていた後〇されただけ
桃太郎は、自分の側を「正義」とし、
それに反するもの(鬼)を
「悪」と決めつけて退治する
いわゆる“正義の名のもとに暴力をふるう”構造
その「正義」は誰が決めたのか不透明。
桃太郎本人が「悪を退治する」ことに疑問を持つこともなく、
最後には褒美を受けて英雄になります。
この「正義」の押し付け、
あるいは“正義による暴力”に違和感がある。
現実の社会にも似たような構造が起こる。
1度ちゃんと相手の意見を聞くことを、
相手の立場で考えてみることを
大切にしないと、
人間対人間は上手くいかないよね
『家来たちの叛逆』として
桃太郎が鬼退治をして名声を得た後の世界を
昔、ノートに書いたことがある中学生時代。
英雄として人々に称えられているが、
実は独裁的な一面があったのでは?とか
家来として扱われたことに対する
動物たちの不満とか
指示の矛盾と不満とか。
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