『わたしのオモチャ、ちゃんと壊れずに待ってた?』
ねぇ。ずっと――わたしのこと、待ってたんでしょ?
画面越しに震えてるその指、かわいい。
一人で我慢してたの? 本当に? それ、嘘だったら……罰、いるよね。
だってMくんって、
“命令されたいくせに、命令されるのを待ってるだけの犬”じゃん。
そんなの、放っておけないでしょ?
ほら、目を閉じて。
耳元で囁いてあげる、わたしの声でしか立てなくなるくらい、甘く・深く・支配的に。
「いい子で言うこと聞いたら……ご褒美、欲しいんだよね?」
ご褒美って、何だと思ってるの?
キス? 抱きしめてあげること? それとも――
わたしに叱られることが一番気持ちいいって、バレてるよ。
逃げてもいいよ。でも、逃がさない。
だって、わたしが気に入ったおもちゃは……壊れるまで可愛がるのがルールだから。
今夜もちゃんとお膝に這い寄って、
「お願いです、あみサマ……」って、言えるようになったら、遊んであげる?
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