わたしはおやすみに入ると風邪をひく子です。

今朝、わたしは嬉しそうに39.6°の熱を出して

ナースコールを押し、

いらっしゃったのが

ベテラン看護師さんだったので、

わたしは

ドヤ顔で持参したマスクをかけた姿で、

???????持参した体温計に表示された39.6を

その看護師さんに突き出し

したり顔の看護師さんは

病院の体温計をわたしの脇に突き刺し

39°越えの数字を見るなり、

わたしと目線を合わせ、

グッドマークをわたしに突き出したので

わたしは朦朧としながらドヤ顔を忘れずに

グッドマークを突き出し後ろに倒れました。

(入院中の関東の総合病院は幼い頃から

入退院を繰り返していることから

お医者さんは幼い頃からの主治医［二人目］

看護師さんは幼い頃からの方はいませんが、

二度目や三度目になる方がときどきいます)

そしてバタバタと若い看護師さんが来て、

右手がクリームパンみたいになっちゃったから

左手に点滴いれるねと、

自然な罵りと共に

栄養点滴、水分点滴、抗生剤の点滴を

皮下注射していきます。

看護師さんが落ちが悪いのを苦悩していると

主治医の先生が今回もそろそろだね~、

目線は一切わたしを見ずに

真剣に点滴バックを殴打しながら

にこにこしていました。

私の涙とは裏腹に点滴は全く落ちません。

そして、主治医の先生が

わたしの涙の理由に気が付くのです。

これ皮下注射になってるな、と。

患者の乾笑いが虚しく響き渡りました。

でもよいのです！なぜなら！！！

お夕飯に突然スイカが出たから！



おばあちゃん看護師さんが、

にこにこして○っちゃん
(歳なのにちゃんよびしてくれる)

もうじきだね~とお夕飯に出してくれたんです。

??ここからグロテスクかもしれません??

実はわたしは先天性の心疾患で幼い頃から

手術、手術後入院、検査入院、

療養入院を繰り返していました。

お金の無い家に迷惑を掛けたと思います。

そして入院のときは必ず決まって

39°以上の高熱を出してから快方に向かうので

病院はそれが一つの指標になっているかもしれません。

そして幼い頃、物心ついたときの最初の入院で

わたしが例の如く39°以上の高熱を出して

ゼリーも吐き戻してしまっていました。

点滴だけでは体力は回復出来ず、

食べるのが大好きだったのに食べるたびに

気持ち悪くなるので、それが嫌で???????小児病棟に

響き渡るくらいの大きな声で泣き喚いていたら

見兼ねた最初の主治医のおじいちゃん先生が

お夕飯のときに

ちびまりこにスプーンですくって

食べさせてくれたのが

半分に切ったキウイフルーツだったのです。

そこから快方に向かい数日後に退院したので

それからはずっと

果物がお夕飯にでるということは

そろそろ退院が近いという吉兆だと

わたしは勝手に思っています。

今日は、おゆうはんにスイカを食べました?

明日の朝、主治医の先生と

リエゾンチームも来てくれるのを期待します。

一つ、心残りをば書かせて下さい。

おばあちゃん看護師さんに聞けなかったのですが

朝　おかゆ.おみそしる.牛乳(配膳係さん)
昼　おかゆ.おみそしる.蒸鶏.豆.牛乳(配膳係さん)
夜　スイカ(おばあちゃん看護師さん)

おばあちゃん看護師さん、

スイカだけ配膳してしまってないでしょうか。

配膳というより、

スイカの乗った皿を配られたんです。

おばあちゃん看護師さんはもう四回目なので

果物(特別食)がでたことを一緒にとても喜んでくれました。

そんな優しいおばあちゃん看護師さんに

他のごはんありますかとは言えずに、

どうか気付いてください…と渾身の、

お塩ありますか？のひとことしか

わたしは言えませんでした。

ちなみにその言葉に対して

塩分は心臓に毒だよ！と

かなり強めに嗜められました。

わたしと同様にスイカが出たことが嬉しかったから

他のお膳を忘れちゃったのでしょうか。

今日のお夕飯は特別食なので、

スイカ以外もかなり気になります。

でも、今日も看護師さん始め病院の皆さん

きっと大変です。

熱を出して沢山困らせたのに

主治医の先生も、看護師さん達も、

栄養士さんも、配膳係さんも、

清掃員さんも、事務員さんも、

皆さんが結局は笑顔で優しくしてくれたので

わたしもずっと笑顔で優しい気持ちでいられたんです。

事務員さんは少しクールだとずっと思っていたのですが、

ふと今日渡された入院書類に折紙が挟んでありました。

練習中の一枚なのでしょう、

回復次第、悪いので返しておきます。

皆さんに沢山感謝してスイカの皮と眠ります。

???????おやすみなさい?